
私たち夫婦もそう思い、SNS(インスタ・YouTube)などで情報を集め、理想のマイホームを目指しました。
…でも実際に住んでみると、「ここ、失敗したかも・・・・」と感じる点がいくつも。
この記事では、そんな我が家の後悔ポイントを正直にお伝えします。
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【注文住宅】我が家の後悔ポイント7選
実際に住んでみてわかった我が家の後悔ポイントは以下の通り。
- ニッチに作った不要コンセント
- リビング収納の奥行きが狭い
- ケチったキッチンの前面収納
- 玄関の人感センサー位置をミスった
- 土間収納の足場を作ればよかった
- チェーンオペレーターの不要説
- 書斎の室内窓はいらなかった
- 物干しは固定にすればよかった
洗面所ニッチに作った不要コンセント
洗面所ニッチに作ったこのコンセントは不要でした。
電動歯ブラシの電源として使う予定で付けてもらいましたが・・・・。
実際に使い始めてみるとすごく使いづらい。
まず、コードがぐしゃぐしゃでスタンドが置きにくく、コンセントを抜き差しするのも一苦労です。
また、充電の度にこの状態にしておくのも不格好。
結局、今は充電するときだけ、こちら側のコンセントを使うようになってしまいました。
自分たちの理想を思い描いて作ったコンセントですが、
今思えばニッチのなかのコンセントは不要でした。
実際に住み始めてみると、ほかにも使わないコンセントがあります。
例えば収納の中のコンセント。
「収納の中にあれば家電を隠せながら充電できるよ~」
みたいな投稿を見かけて付けましたが、3年の間に一回も使ったことがないです。
コンセントの数と位置は実際に住み始めてみないと分からないのが正直なところ。
コンセントを付けるにしても、よくシュミュレーションして検討したほうが良いです。
リビング収納の奥行き(30㎝)が狭い
ダイニングの後ろに作ったリビング収納。
奥行き30㎝で作りましたが思った以上に狭いです。
当たり前ですが、まず30㎝以上あるものを収納できないこと。
本、雑誌、クリアファイルとかなら綺麗に収まりますが、
家電や子供のおもちゃなんかはサイズによっては収まりきらないことも。
奥行き30㎝に置いたプリンター。
棚板からはみ出ていますが、扉はなんとか閉まります。
これ以上大きいサイズを選ぶと干渉します。
次にホットプレート。
扉を閉めるときはギリギリで、奥まで収納しないと扉と干渉してしまいます。
ポリエチレンケースも結構ギリギリです。
場所によっては扉と干渉してケースにキズが付いてしまいました。
奥行き30㎝以下のポリエチレンケースなんかありますが、
収納量が少なくて収納ケースと呼ぶには物足りないサイズです。
今思えば奥行き40㎝にすればよかったと後悔。
奥行き40㎝あれば家電のサイズにも融通が利きますし、
市販されているポリエチレンケースもだいたい収まる大きさだからです。
リビング収納の奥行きを決めるときは、
「何を収納するか」をあらかじめ決めて奥行きを選ぶべきだと思いました。
奥行き45㎝にしたパントリー棚は下記リンク先で詳しく紹介しています。
関連記事≫【パントリー】可動棚の奥行き「45cm」は狭いのか?
ケチってやめたキッチンの前面収納
キッチンは前面収納のあるタイプを選べば良かったと後悔。
理由としては前面収納なしのタイプを選んでしまったことで、キッチン前に無駄なスペースができてしまったから。
L字型のLDKを採用したため、横並びダイニングキッチンになったわけですが・・・。
関連記事≫【間取り公開】横並びキッチンダイニングの使い心地と後悔ポイント
通路と兼ねているこのキッチン前のスペースが無駄に広いです。
何かを置くにしてもキッチンからの「油ハネ」や「水しぶき」が気になってモノを置く気にはなりません。
だったら前面収納を付けて収納量を増やすべきでした。
収納は有ったら有ったで困りません。
課金してでもキッチンは前面収納ありのタイプにすればよかったです。
関連記事≫【スリム対面型】TOTO「ミッテ」の施工例と追加オプションを紹介
玄関の人感センサー位置をミスった
玄関照明の人感センサー位置を失敗しました。
この人感センサーが反応することで、照明が点灯する仕組みになっています。
問題なのがシューズクロークに付けた扉。
扉が閉まっている時は問題ないのですが、扉が開いていると人感センサーが隠れてしまいます。
この状態で外から帰宅すると人感センサーが反応せず、照明が点灯してくれません。
扉はいつも閉まっている状態ではないので、人感センサーが反応する位置までちょっとズレる必要があります。
このちょっとした動作がもどかしい。
シューズクロークの扉と干渉しない位置に照明の人感センサーをつけるべきでした。
関連記事≫【高級感を演出】玄関をコーブ照明でおしゃれにするテクニック
土間収納の足場を作ればよかった
土間収納に続く足場(ステップ)を作ればよかったと後悔。
土間収納にはさまざまな物をしまっており、必要なものを取りに行く機会が意外と多いです。
関連記事≫【新築】シューズクローク「1畳」は狭い?実際に採用してみた結果
そのため、物を取りに行くたびにサンダルを履かなければなりません。
これが結構面倒。
たとえば靴やジャケット、その他の収納している物を取りに行く際は、
その都度サンダルに履き替える必要があり、めちゃくちゃ不便です。
こんな感じで土間収納の中まで続く足場(ステップ)を作ればよかったと後悔。
これなら、サンダルを履かなくても、足場(ステップ)から必要な物を取りに行くことができるからです。

また、お客さん用、家族用の2WAY玄関という選択肢もありだったかもしれません。
家族用玄関の方を土間収納みたいにして、サンダルを履かずともアクセスできるような間取りです。
土間収納を作ったのはいいですが、使い勝手をもう少し考えるべきでした。
チェーンオペレーターをやめればよかった
高窓の開閉に「チェーンオペレーター」を採用しましたが、やめればよかったと後悔。
「チェーンオペレーター」とは操作チェーンを回すことで、窓を開閉できる装置のことです。
「チェーンオペレーター」をやめればよかった理由は以下2つ。
- 存在感がありすぎる
- 開閉音がデカい
存在感がありすぎる
デカデカとしたオペレーター、そこから垂れ下がるチェーン。
とくに窓枠周りは開放感が出るようにスッキリさせたいところですが、
「チェーンオペレーター」にしたことでスタイリッシュさが欠けてしまいました。
内観をシンプルに見せたい方にとってはデメリットなのかもしれません。
「チェーンオペレーター」をやめて、ハンドルタイプのオペレーターにすればよかったです。
ハンドルタイプはレバーをクルクル回すことで窓の開閉ができます。
このタイプなら悪目立ちしないため、窓枠回りもスッキリとした印象にすることが可能。
ただ、窓が高い位置にあるとハンドルオペレーターに届かないので、
あくまでも踏み台ステップなどを使って届く位置であることが前提です。
関連記事≫【新築実例】寝室の窓を「高窓のみ」にして感じた9つのこと
開閉音がデカい
「チェーンオペレーター」は垂れ下がったチェーンを回すことで窓の開閉ができます。
ただ、この開閉音がめちゃくちゃデカい。
ボールチェーンがこすれるような「ガッガッガッガッ」という音がするため、
深夜に窓を開けるのも躊躇するレベル。
「チェーンオペレーター」を採用予定の方は実機で開閉音を確認したほうが絶対にいいです。
また、安全配慮のためにダブルループチェーン(滑車)を採用した場合、
この滑車がすぐに外れてしまう事案も。
詳しくは下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【採光目的】ランドリールームを高窓(曇りガラス)にして日差しを取り込む
書斎に設けた空調用の室内窓
書斎の空調用に設けた室内窓は失敗しました。
我が家のように小さい書斎を作る場合、問題となるのが夏場の暑さ。
夏場の室内は暑く、とても作業できる環境ではありません。
そこで、隣の寝室からエアコン風を取り入れるという目的で寝室と書斎の間に室内窓を設けました。
製品情報
- リクシル ラサッシS
- らんま用窓
- W780×H401mm
- 窓枠プレシャスホワイト
実際に使い始めてみると・・・エアコン風がまったく来ない。
普通に暑いです。
エアコン温度を24℃で稼働してみると書斎側の室温は29~30℃くらい。
MAXの18℃まで下げてみましたが、書斎側の室温は26℃より下がりません。
これでは無駄に電気代を消費するだけ。
扇風機で風を送ったりなど、色々試してみましたがやっぱりダメでした。
この程度の室内窓では空調としての機能を果たしてくれません。
結局エアコンはやめて、扇風機のみで暑さをしのいでる状況です。
それでも夏場は暑すぎて快適に作業できる環境ではありません。
ただ、冬場はファンヒーターがあればすぐに暖まるので、
逆に狭いことがメリットなのですが・・・。

1.5畳の書斎にエアコンを設置するにしても完全にオーバースペック。
リビングの一部をワークスペースにしてエアコンを共有するなど、
書斎の間取りについてもっと深く考えるべきでした。
書斎の後悔ポイントはほかにもいくつかあります。
気になる方は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【ガチ後悔】書斎の後悔・失敗ポイント4選!こうすれば良かったことまとめ
物干し竿を固定すればよかった
ランドリールームに設置した物干し竿は固定式のアイアンバーにすればよかったです。
我が家が採用したのは取り外しができる物干し竿「ホスクリーン」。
「ホスクリーン」は必要なときだけ使えたり、
ポールを取り外すことでスッキリ見せることができるのが特徴。
ただ、実際は取り外すことはほぼなく、常に取り付けられている状態です。
というのも、物干し竿を外す必要がないから。
ランドリールームは常に滞在する空間でもないですし、
物干し竿がぶら下がっていたとしてもあまり気になりません。
今思えば、固定式のアイアンバーにすればよかったです。
アイアンバーの物干し竿は、無骨でおしゃれなデザインが魅力で、室内インテリアになじみやすいのが特徴。
また、耐久性が高く重い洗濯物にも対応可能です。
課金してでもアイアンバーにすればよかったと後悔しました。
ランドリールームのさらに細かい後悔ポイントは下記リンク先にまとめてあります。
関連記事≫ランドリールームの後悔ポイント3選!こうすればよかった
【まとめ】後悔を活かして、納得のいく家づくりを
家づくりは一生に一度の大きな買い物だからこそ、誰もが「失敗したくない」と思うものです。
私たちも多くの時間をかけて考え抜いたつもりでしたが、住み始めてから気づいた後悔ポイントがいくつもありました。
間取りの使い勝手、収納の位置、コンセントの数や場所、採光・通風など、小さなことの積み重ねが日々の快適さに直結します。
実際に暮らしてみないとわからないことも多く、「もっとこうしておけばよかった」と思う部分も正直あります。
この記事を通じて、これから家を建てる方が同じような後悔をしないよう、私たちの体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
後悔を減らす一番の近道は、リアルな声を知ること。
失敗も経験のうちとして、納得のいく家づくりを目指してください。