広さ3畳のランドリールームを作りました。
実際にランドリールームを作って感じた後悔ポイント3選・ネットでよく見かける後悔ポイントについて解説します。
ランドリールームの間取りでお悩みの方は参考にしてみてください。
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ランドリールームの後悔ポイント3選!
実際にランドリールームを作って感じた後悔ポイントは以下の内容。
後悔ポイント3選
- もう少し狭くてもよかった
- FIX窓にすればよかった
- 棚の位置を間違えた
もう少し狭くてもよかった
一つ目の後悔ポイントはもう少し狭くてもよかった。
ランドリールームの広さは「3畳」ですが、今考えると「2~2.5畳」でもよかったなと思います。
関連記事≫【公開】ランドリールーム兼脱衣所の「3畳」は狭いのか?
理由は2つ。
- ドラム式洗濯機で済ませしまうから
- 他の間取りを広げたかった
ドラム式洗濯機で済ませてしまうから
洗濯スタイルとしては
- 9(ドラム式洗濯機):1(室内干し)
ドラム式洗濯機の乾燥機能で済ませることがほとんどで、室内干しは少量。
大量の洗濯物を室内干しすることはないため、物干し竿のスペースも必要最低限で十分でした。
正直、今の広さは持て余している感があります。
間取りをあと0.5~1畳程度削ったとしても、我が家の洗濯スタイルからすると「狭い」などの影響が出なかったことでしょう。
他の間取りを広げたかった
建坪は32坪。
そのうちランドリールームは「3畳」と広めに取ってしまいました。
あと「0.5~1畳」削ってでも他の間取りを広げるべきでした。
例えばLDKを21畳→22畳にしたり。
関連記事≫【レイアウト公開】L字型のLDK(21帖)は狭い?広い?
あとはパントリーを1.5畳→2畳にしたり。
関連記事≫【公開】パントリー「1.5畳」は狭い?すべてを詰め込んだ間取り
限られた坪数の中では「0.5畳」でも貴重な広さ。
ランドリールームは常にいるわけでもないので、もっとも多くの時間を過ごすLDKなどを広げてもよかったなと思いました。
家族構成や洗濯スタイルによって必要な広さは異なります。
今一度ランドリールームの間取り(広さ)について検討してみてください。
FIX窓にすればよかった
2つ目の後悔ポイントはFIX窓にすればよかったこと。
ランドリールームには採光目的で高窓を取付けました。
関連記事≫【採光目的】ランドリールームを高窓(曇りガラス)にして日差しを取り込む
高窓を取付けたのは正解でしたが、開閉タイプにしてしまったのが失敗でした。
理由としては窓をほとんど開けることがないから。
先ほど言ったようにドラム式洗濯機でほとんど済ませてしまうため、風通し目的で窓を開けることもないです。
また、室内干ししたとしても「花粉・砂埃」を懸念して窓を開けることはないです。
開けたとしても換気目的で1ヵ月に1~2回程度。
開閉オペレーターが想像以上に目立ちます。
窓周りをすっきりさせたかったり、スタイリッシュさを求めているなら無くしたほうがいいです。
また、網戸があるので家の中から窓が拭けないなどのデメリットも。
以上のことからFIX窓にすべきでした。
実際に窓を作ったけど「防犯面」や「花粉・砂埃」などの理由から開けることがほとんどないというご家庭もよく聞きます。
ランドリールームの窓を”開閉タイプにすべきか?”もう一度考えてみてもいいかもしれません。
棚の位置を間違えた
3つ目の後悔ポイントは棚の位置を間違えたことです。
洗濯機の真後ろに可動棚があります。(板はもう一枚ありますが取り外しています。)
風呂上りにこの棚からタオルを取ることを想定して取り付けましたが・・・使い勝手が悪すぎる。
まず洗濯機が邪魔でタオルが取りにくい。
さらにタオルを取る際に、水滴がポタポタと洗濯機の上に落ちてしまうという悪循環。
この位置は失敗でした。
上記画像の位置にすればよかったです。
ここなら風呂上りにタオルを取りやすいですし、何かと使い勝手が良さそうだと思ったからです。
ランドリールームに可動棚を取付ける場合は、動線を意識して取付位置を考えましょう。
よくある後悔ポイント
ここではネットでよく見かける後悔ポイントについて解説したいと思います。
作業台が使いにくい
作業台が使いにくいという後悔。
とくに造作の作業台は一度造り付けられるとやり直しが利きません。
実際に住み始めてみたら洗濯物が畳みづらかったり、アイロン作業がやりにくかったなんてことも。
作業台の寸法(高さ、奥行き)は慎重に検討したいところ。
ランドリールームの作業台に関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【高さ85cm】ランドリールームの作業台を造作してもらった
スロップシンクをつければよかった
「スロップシンク」に関しては賛否両論ありますが、付けなかった身としてはあったほうが便利。
なぜなら、泥だらけの靴や服、汚れがひどいものを下洗いやつけ置き洗いできるからです。
とくに園児や運動部に入っているお子さんがいるご家庭なら重宝すること間違いないでしょう。
ただ、無ければ無いで何となるのも確か。
保育園で泥だらけの服や靴、お漏らしや食べカスが付いた服などを持ち帰ってきます。
お風呂場で下洗いしたり、バケツでつけ置き洗いしたり、靴専用の洗濯機を使ったりなど対応しています。
「スロップシンク」に比べると使い勝手は悪いですが、意外と何とかなっちゃうのも事実。
実家にはもともと「スロップシンク」があったのですが、久しぶりに帰ったら撤去されていました。
理由を聞いたら「使わなくなった」とのこと。
子供の成長や家族構成の変化によって「スロップシンク」がいずれ使わなくなることも予想されます。
あったほうが便利なのは確か。
ただ、貴重なランドリールームのスペースが削られます。
「ホントに必要か?」もう一度検討してもよさそうです。
寝室と近くてうるさい
予約機能を使って深夜に洗濯機を回しているが、ランドリールームと寝室が近いため「うるさくて眠れない」という後悔。
我が家は深夜3時頃に洗濯機が動き出し(洗濯→乾燥)、朝になったら取り出して畳むのがルーティーンになっています。
ランドリールームと寝室はロの字型の廊下を挟んで位置しています。
この距離でも洗濯機が稼働し始めると“水道の流れる音、洗濯機の回る音、完了時のピー音“が聞こえてきます。
夫婦共々眠りが深いため洗濯機の稼働音によって起きることはありませんが、
おそらく眠りが浅い人なら睡眠に障害が出るレベルと言えます。
稼働音が気になるなら時間帯をズラせばいいだけ。
ただ、深夜電力は安いため、予約機能を使って深夜に洗濯機を回したいご家庭も多いはず。
どうしても深夜に回したい場合は寝室とランドリールームとの距離感も考えなければなりません。
コンセントの位置を間違えた
本来、欲しい位置にコンセントを付け忘れた後悔。
室内干しするならサーキュレーターや除湿器のコンセントは必須です。
また、アイロン作業用のコンセントも作業台のうえに確保しておきたいところ。
ランドリールームのコンセント計画については下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【何個必要?】ランドリールームのコンセントは全部で6口にした
物干し竿の位置を間違えた
ランドリールームで室内干しする場合、物干し竿の設置をお考え中のご家庭も多いはず。
ただ、物干し竿の位置や高さによって洗濯物が邪魔になり、ランドリールームでの作業(アイロン、畳む)がしにくくなってしまうことも。
ホスクリーンは天井へL字型に取り付けています。
これはお風呂に入るとき、干している洗濯物が邪魔にならないようにしたためです。
衣服の着脱や体を拭くときに洗濯物が当たることもなく、入浴時の動線もスムーズに行えます。
ただ、洗濯物を干している間は作業台が使いにくかったり、チェストから衣類を取り出しにくいデメリットが。
ドラム式洗濯機で済ませてしまうため室内干しは週一くらいの頻度ですが、干している洗濯物は思っている以上に邪魔です。
室内干しをメインに考えている場合、物干し竿の位置や高さにも配慮しなければなりません。
収納が少なすぎる
※ここで言う「収納」とはファミクロとは別の収納棚やチェストなどを指します。
ランドリールームの収納スペースを少なくしてしまったという後悔。
個人的にはファミクロとは別にチェストなどの収納はあったほうが便利です。
理由は2つ。
ポイント
- 平日に着るものはほぼ決まっている
- 入浴時に使い勝手がいい
平日に着るものはほぼ決まっている
作業台の下にチェストを置きました。
チェストの中身
- 下着
- パジャマ
- インナー
- 靴下
- 仕事着
- タオル
チェストには下着やパジャマ、インナー、靴下など毎日身に着ける衣類しか収納していません。
平日に着る服はほぼ決まっているので、このチェストだけで収納が事足ります。
ですから、わざわざ畳んだ服をファミクロへ運ぶ必要もなく、その場ですぐ収納が可能。
ここにチェストがあるだけで生活がめちゃくちゃスムーズになります。
ファミクロはランドリールームの隣にありますが、コートやジャケット、休みの日に着る服はそちらへ収納している形になります。
平日に何を着るかにもよりますが、ほぼ同じ服を着るのであれば、収納があったほうが動線としても非常に楽。
入浴時に使い勝手がいい
ランドリールーム(兼脱所)にチェストがあれば、入浴時にすぐ下着やパジャマなどを取り出せます。
お風呂へ入る前にチェストから下着とパジャマを作業台の上に出しておきます。
上がったらタオルで体を拭き、作業台に上に置いてある服に着替えるだけ。
もし、別の部屋に下着やパジャマを収納していたとしたら、わざわざランドリールーム(兼脱衣所)まで抱えてこなければなりません。
入浴は毎日のことですから、快適でスムーズな生活を送るためにはこうした動線も重要です。
床をタイルにしてしまった
ランドリールームの床をフロアタイルしてしまったことで、冬になると「足元が冷たい」などの後悔も。
確かに冬場のフロアタイルは冷たく、その場にずっといられないレベル。
ただ、ランドリールームにいる時間なんてたかが知れてますし、冷たいなら靴下やスリッパを履けばいいだけ。
どうしても「家の中は素足で過ごしたい」ならフロアタイルの冷たさに耐える必要がありますが・・・。
我が家のように脱衣所を兼用していなければフローリングでもいいかもしれません。
フロアタイルに関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【水・キズに強い】水回りの床を「フロアタイル」にして正解だった
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【総括】結局は広さが重要
後悔ポイントで一番気になったのが「広さ」。
ランドリールームは「3畳」で作りましたが、我が家の洗濯スタイルからするともう少し狭くてもよかったなと思いました。
家族の人数や導入する設備によって必要な広さも変わってくるため、一概には「〇畳がベスト」とは言い切れません。
実際にネットで検索すると様々な意見があり、何が正解が分からないのも事実。
ランドリールームの使い方(家族構成、洗濯スタイル)をよくシュミュレーションして広さを検討してみてください。