ランドリールームを兼脱衣所の「3畳」にしました。
「3畳」あれば設備を揃えることができ、洗濯をともなう動線を一つの部屋で完結できます。
今回はランドリールームを「3畳」にした我が家の施工例、使い勝手などを紹介したいと思います。
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【公開】ランドリールーム「3畳」
ランドリールームの広さは「3畳」。
兼脱衣所という間取りになっています。
乾燥洗濯機、作業台、可動棚とシンプルな作り。
天井にはホスクリーンを設置。
窓には高所用窓を採用しました。
ドアは上吊り式の「引き戸」。
レールをなくして掃除がしやすいようにしました。
【兼用】脱衣所と一体化
最近では家事動線の観点からランドリールームと脱衣所を兼用している間取りが人気です。
- 入浴時に服を脱ぐ
↓ - 洗濯機へ入れて洗う
↓ - 干す
↓ - 畳む
↓ - 収納する
これら無駄のない動線がSNSを中心におすすめな間取りとしてよく見かけますよね。
我が家のランドリールームも脱衣所と兼用しており、洗濯をともなう家事動線を一つの部屋で完結できるようにしました。
改めて動線を紹介したいと思います。
step
1脱衣所(脱いで入れる)
お風呂に入るとき、脱いだ服をすぐ洗濯機に入れます。
仮にランドリールーム単体で作っていたとしたら、脱いだ服を洗濯かごに入れて運ばなければなりません。
なんて方からすれば無駄な動きと言わざるを得ません。
脱衣所と洗濯機の距離感が近いことでスムーズな動線が確保できます。
また、洗濯機とお風呂が近いことで残り湯が使いやすいなんてメリットも。
すぐそばにお風呂があるので、子供がお漏らしした服なんかはその場で洗って、洗濯機へポンすることも可能。
「スロップシンク」は正直欲しかったですが、ないならないで別に困らないといった感じです。
step
2洗濯機(洗濯・乾燥)
洗濯機を回します。
我が家はドラム式洗濯機なので、洗濯から乾燥までここで済ませてしまいます。
干す工程をすっ飛ばすことができるので、家事の効率がグッとあがります。
step
2作業台(畳む)
すぐそばに作業台があるので、洗濯機から衣類を取り出してここで畳みます。
横幅180cmと広めにとってあるので、畳んだ洗濯物を一時的に置いておくことが可能。
洗濯物は家族ごとにまとめておくと思いますが、4人程度であれば対応できる広さです。
step
4チェスト(収納する)
畳んだ衣類をチェストへ収納。
下着類、インナー、ルームウェア、靴下などを主に収納しており、平日によく着るものはこのチェストだけでことが足ります。
休日に着る衣服、かさばる衣類などは隣のファミクロへ収納する形に。
また、脱衣所が近いことで風呂上りに着る服をすぐ取り出せるのもメリット。
一連の流れがスムーズにできるため、圧倒的に生活の質が上がります。
「3畳」は狭い?
何を置くかにもよりますが、ドラム式洗濯機、作業台を置く程度なら十分すぎる広さです。
「3畳」あれば天井に2メートルの物干し竿(×2)を吊るすことも可能なので、室内干しメインに考えている方には理想的な広さと言えます。
今思えばこの程度の設備であれば「2~2.5畳」で十分でした。
画像を見ると分かりやすいと思いますが、結構持て余している感がありますよね。
うまいことレイアウトすれば、さらに設備を揃えることも可能。
例えば、作業台を短くすれば横並びに「衣類乾燥機」もしくは「スロップシンク」なんかも導入できそうです。
また、上にも可動棚など収納スペースを付けてみるのも選択肢としてはありかと。
「3畳」もあれば設備の自由度が増し、洗濯に関するあらゆることが完結できる部屋が作れます。
設備を充実させたいのであれば「3畳」、我が家のようにドラム式洗濯機を導入予定であれば「2畳」で十分です。
ただ、他の間取りとの兼ね合いもあるため、設計士やインテリアコーディネーターとよく打ち合わせして検討してみてください。
洗面所と分けた理由
まず第一にランドリールームと脱衣所を兼用する予定だったこと。
仮に洗面所も兼用してしまうと、プライベートを保てないと思ったからです。
例えば歯磨きするとき。
誰かがお風呂に入っているときに隣で歯磨きするのにも気をつかいますし、もしかしたら偶然鉢合わせてしまうかもしれません。
入浴と歯磨きの時間帯(9~10時位)が大体かぶるので、「磨きたいのに磨けない」なんて軽くストレスを感じることも。
洗面所を分けたことで、自分のタイミングで歯磨きができたり、ドライヤーも気兼ねなくできるようになりました。
例え家族であってもプライベートは保ちたいですし、子供が大きくなったら尚更感じると思います。
関連記事≫【1.5畳】洗面所のレイアウト公開!こだわりの設備から収納を紹介
ランドリールームの設備紹介
ランドリールームの設備を紹介したいと思います。
着脱可能なホスクリーン
室内干し用に「ホスクリーン」を取付けました。
必要に応じて着脱可能となっています。
乾燥機付き洗濯機を使用しているため普段は使いませんが、乾燥機能を使うまでもないちょっとした洗濯物をしたときに使います。
例えば布団のシーツやカバー、一緒に洗いたくない作業着など。
「アイアンバー」も検討しましたがやめました。
先ほど言ったように乾燥機能があるため、干すためだけに「アイアンバー」を付ける必要もないだろうと判断したためです。
アイアンバーはおしゃれで付けたくなる気持ちも分かります。
ですが、ドラム式洗濯機や乾燥機を導入予定であれば、コストをかけてまで付ける必要もないと思います。
水に強いフロアタイル
床は水に強い「フロアタイル」を採用。
ランドリールーム兼脱衣所を「フロアタイル」にして正解でした。
なぜなら風呂あがりに水が飛び散ろうが、無垢フローリングのように気を使う必要がないからです。
詳しくは下記リンクを参考にしてみてください。
関連記事≫【水に強い】水回りの床を「フロアタイル」にして正解だった
作業台は造作
作業台は造作。
4人家族を想定しており、チェストボックスが4つ収まるような寸法にしてもらいました。
関連記事≫【高さ85cm】ランドリールームの作業台を造作してもらった
高所用窓を採用
ランドリールームの窓はLIXIL(リクシル)の高所用横すべり出し窓(W1640×H370mm)。
窓ガラスは曇りガラス(フロストガラス)にしてもらいました。
外はお隣さんの敷地内になっており、角度によっては家の中が丸見えだからです。
すりガラスにすることで視線対策にもなりカーテンも必要ありません。
明るさがあるとないとではまったく雰囲気が違いますので、清潔感や開放感を求めるならつけるべき。
関連記事≫【採光目的】ランドリールームを高窓(曇りガラス)にして日差しを取り込む
コンセントは6口
コンセントは3ヵ所の計6口。
ランドリールームのコンセント計画に関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫何個必要?ランドリールームのコンセントは3ヵ所(計6口)にした
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平屋を検討中の方へ。「タウンライフ家づくり」は大手ハウスメーカーから地元密着型の工務店まで
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ランドリールーム兼脱衣所「3畳」の所感
- 兼脱衣所で動線がラクに
- 「3畳」でも設備が充実
- 洗面所と分けても良い
ランドリールームと脱衣所を兼用することで、スムーズな動線が確保できるため洗濯がラクに。
我が家のように「ドラム式洗濯機」を導入予定、なおかつ室内干しが少量であれば「3畳」は十分すぎる広さです。
うまくレイアウトすれば「衣類乾燥機」や「スロップシンク」なんかも設置可能です。
ただ、無駄に広すぎてもほかの間取りが削られるだけなので、「優先すべきこと」を明確にして間取りを検討してみてください。