サッシの内観色をLIXILの「プレシャスホワイト」にしました。
白を選んだことによる後悔はありませんが、メリットとデメリットそれぞれあるのは事実です。
白系のサッシ(内観色)を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
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サッシ(内観色)はプレシャスホワイトを採用
室内すべてのサッシ(内観色)にLIXILの「プレシャスホワイト」を採用しました。
- ブラック
- クリエモカP
- クリエラスクP
- クリエペールP
- プレシャスホワイト
もともとサッシの内観色は上記5色から選択可能でした。
インテリアコーディネーター、設計士と相談した結果、もっとも部屋の雰囲気に合う「プレシャスホワイト」を選んだ形になります。
ざっくりですが「プレシャスホワイト」の印象を三行でまとめると・・・。
- 真っ白
- 光沢感はない
- 汚れやキズが目立つ
白にもグレーっぽい色合いもありますが、プレシャスホワイトは真っ白。
想像の2倍くらい白っぽいので、クロスや窓枠との相性を見て決めたほうが絶対いいです。
また、アルミ複合樹脂サッシを採用しているため、屋内側である樹脂サッシには光沢感がありません。
白全般に言えることですが、プレシャスホワイトも汚れやキズが目立ちやすいです。
ハイドアも同じプレシャスホワイトにしました。
ハイドアのプレシャスホワイトは若干色味が異なります。
詳しくは下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事【高さ2400mm】ハイドアの施工例と気になったポイント
白いサッシにした感想
実際に白いサッシを選んで感じたことは以下の内容。
- 窓枠・クロスとの相性で選ぶべき
- 明るさによって開放感を確保できる
窓枠・クロスとの相性で選ぶべき
サッシの色は窓枠・クロスに近い色を選ぶのが一般的と言われています。
我が家は北欧、ナチュラル系のテイストを意識しており、クロスから窓枠、巾木まですべて白で統一。
選択肢はいくつかありましたが、例に倣って建具やクロスと同じ「プレシャスホワイト」を選びました。
仮にブラックやブラウンにしていたら、サッシだけが目立ち浮いていたと思います。
アクセントとして目立たせる方法もありますがハードルが高く、
雰囲気に合わせるなら「プレシャスホワイト」以外考えられませんでした。
基本的には窓枠・クロスに近い色を選ぶのが無難と言えます。
明るさによって開放感を確保できる
プレシャスホワイトにして感じたことは、明るさによって開放感を確保できたこと。
「白は光を反射するため、空間を広く見せる効果がある」なんてことをよく聞きますが、まさにその通り。
とくに開口部は光の入り口なので、サッシや窓枠が光に反射して広く感じるように。
「シルバー」や「ブロンズ」のサッシでは感じたことがない明るさに少し感動しています。
我が家には吹き抜けがなければリビング階段もなく、空間的には狭く感じやすいとされています。
関連記事≫【快適性重視】我が家が「リビング階段」をやめた3つの理由!
そこで肝となるのが「開口部」。
サッシと窓枠を同色(プレシャスホワイト)にしたことで一体感ができ、より開口部が広く感じるようになりました。
これがもしブラックやブラウンだとしたら、窓枠とサッシとの間でメリハリができ、ここまでの開放感は出せなかったでしょう。
たかがサッシと思われがちですが、色によって明るさや開放感を与えてくれるほど重要な箇所でもあります。
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白いサッシはここが心配
- 白だと安っぽく見えない?
- 白だと汚れが目立たない?
- 劣化による黄ばみは起こる?
サッシに白を検討中の方なら気になるのが上記内容。
実際に採用した身として、経験談に基づいて解説したいと思います。
白だと安っぽく見えない?
人によっては”サッシが白だと安っぽく見える”なんてことも聞きます。
同調効果ではありませんが、確かに言われてみれば安っぽい感じがするような・・・。
というのも、白は「ブラック」や「ブラウン」に比べると重厚感や高級感が劣ると言われています。
よくホテルライクやモダンなテイストのサッシに「ブラック」や「ブラウン」が使われるのはこのためです。
白が安っぽく見られがちなのは、こうした先入観やイメージによるところが大きいのもあるでしょう。
ただ、安っぽい云々よりも重要なのは部屋のイメージやインテリアとの相性。
サッシだけ高級感や重厚感があったとしても、部屋全体の雰囲気とマッチせずそこだけ浮いてしまうなんてこともあり得ます。
床材、クロス、建具などの色合いと合うか?
室内の雰囲気に自然と馴染むか?
これが重要。
好みは分かれると思いますが、部屋のテイストやインテリアとの相性を基準にして選ぶべきです。
白だと汚れやキズが目立たない?
汚れやキズはすごく目立ちます。
子供が投げたおもちゃがサッシに当たって付着した汚れ(塗料?)です。
掃除機が当たるとキズのような黒い汚れが付きます。
水垢のような汚れもひと目で分かります。
サッシの溝に溜まったホコリも目立ちやすいです。
汚れやキズに関しては遠目で見るとまったく気になりませんが、近くで見るとすごく分かりやすいです。
取れる汚れならいいですが、取れない汚れや深く入ったキズなんかは致命的。
この汚れやキズの目立ちやすさは白いサッシ最大のデメリットと言えるでしょう。
とはいえ、サッシに限らず建具なんて年月に経つにつれ汚れやキズは必ず出てしまうもの。
「汚れやキズにすごく敏感」「汚れやキズは一切許せない」なんて方は、白にすべきかもう一度検討し直した方がいいです。
劣化による黄ばみは起きるのか?
劣化による黄ばみに関しては、住んで間もないため検証できません。
変化があり次第、追記していきたいと思います。
白いサッシ(内観色)を検討中の方へ
白いサッシを検討中の方へ伝えたいことは以下の内容。
- 白は白でも色々ある
- お部屋の雰囲気やイメージで選ぶべき
- 窓枠・クロスとの相性で印象が変わる
- 汚れやキズは目立ちやすい
とくに大事なのは相性。
サッシ単体で考えるのではなく、窓枠やクロスとセットで考えたほうがいいです。
また、白は爽やかさやスタイリッシュさがある一方、汚れやキズが目立ちやすいのも特徴。
我が家のように北欧やナチュラルテイストのお家にはピッタリな色合いです。
白は一長一短ありますが、インテリアコーディネーターとよく相談して検討してみてください。