インスタやルームツアーを中心に注目を集めている「ハイドア」。
ハイドアでお部屋を「広く見せたい」「明るく見せたい」など、
トレンドを意識した家づくりが検討している方もいるのではないでしょうか。
今回は実際にハイドア(2400mm)を採用した我が家の施工例から、
後悔ポイント・成功ポイントを紹介したいと思います。
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【高さ2400mm】ハイドアの施工例
我が家のハイドアは高さ2400mm。
天井高が2400mmなため、天井いっぱいで扉が収まるようになっています。
本来あるはずの垂れ壁がないため、扉回りがすっきりしてスタイリッシュな印象に。
また、扉を開けたときの開放的によって空間が広く感じます。
高さ2400㎜でも十分に開放感はあります。
2,700㎜だとしたらさらに開放的を感じると思います。
とはいえ開放感の感じ方は人それぞれ。
ハイドアにすべきがお悩みの方は一度展示場で実物を見るべき。
ハイドアの引き戸は3ヵ所
引き戸は以下の3ヵ所。
- ランドリールーム
- トイレ
- シューズクローク
ランドリールーム(廊下側)
ランドリールーム(室内側)
トイレ
シューズクローク
ハイドアの開き戸は4ヵ所
開き戸のハイドアは以下の4ヵ所。
- 寝室
- 書斎
- ファミクロ
- 子供部屋
寝室(廊下側)
寝室(室内側)
書斎
ファミクロ
子供部屋
折れ戸(クローゼット収納)は2ヵ所
折れ戸(クローゼット収納)は以下の2ヵ所。
- リビングの収納扉
- 子供部屋の収納扉
リビングの収納扉
子供部屋の収納扉
関連記事【こども部屋】クローゼット収納の扉をありにした理由とデメリット
メリットは開放的とスタイリッシュさ
ハイドア最大のメリットは扉を開けたときの開放感。
垂れ壁がないことで空間同士が繋がっているように見え広がりを感じます。
また、上枠がないことで扉回りがスタイリッシュな印象に。
個人的にはハイドアの開き戸よりも引き戸の方が空間が広く感じます。
というのも扉を開け放ったとき、開き戸は丁番やドアの一部が丸見えだから。
一方、引き戸はドアが完全に隠れてしまうので空間が広く感じます。
スペースの問題もあるかと思いますが、より空間の広がりやスタイリッシュさを求めるならあえて引き戸にするのも選択肢の一つ。
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ハイドアはリクシルのラフィス
製品情報
- メーカー:リクシル
- 商品名:ラフィス(RAA)
- 天井高:2,400㎜
ハイドアはリクシルの「ラフィス」という製品。
我が家は標準高さである2,400㎜。
ラフィスの天井高は2,400~※2,700㎜まで対応可能となっています。(※特注対応)
また、ドアの一部にガラスが施されているデザイン(RGV・RGW)とクローゼット扉は2,500㎜まで対応。
ラフィスの色について
リクシル「ラフィス」のカラーバリエーションは以下。
- プレシャスホワイト
- ブラック
- グレー
- トープ
- ファブオーク
- テルウォルナット
- ピュアホワイト
ドアの色を単色にするか、木目にするか悩みどころ。
というのも、ドアひとつでお部屋の雰囲気がガラッと変わるからです。
基本的には「床の色」もしくは「クロスの色」に合わせて色味や濃さを選ぶのが無難と言われています。
実際、白のクロスの合わせてプレシャスホワイトを選びましたが、統一感が生まれ空間が広々感じるように。
高級感を出したいなら濃い目、ナチュラル感を出したいなら木目にするなどニーズに合わせて選ぶのもいいかもしれません。
【施工例】プレシャスホワイト
ハイドアのプレシャスホワイトになります。
プレシャスホワイトの色サンプルは下記リンク先から確認できます。
白は白でもわずかに灰味がかかった色合い。
白のクロスと比較しても、色味の違いが分かるかと思います。
真っ白だとチープを感じてしまいますが、わずかに灰味がかっていることでそれもないです。
清潔でありつつも高級感も兼ね備えているそんな印象。
サッシ内観色も同じプレシャスホワイトにしました。
ただ、ハイドアよりも白味が強いです。
サッシの素材が樹脂であるため、同じプレシャスホワイトでも若干色味が異なるようです。
関連記事サッシ(内観色)に白は後悔する?LIXILのプレシャスホワイトを採用
【施工例】グレー
トイレのハイドアのみグレーにしました。
グレーの色サンプルは以下リンク先からご覧になれます。
色味は暗すぎず、明るすぎずと例えるならアッシュグレーみたいな感じ。
夜になるとグレーの濃さが増して、よりモダンチックな雰囲気になります。
プレシャスホワイトと比較するとこんな感じ。(夜に撮影)
プレシャスホワイトの扉と白のクロスは同系色ということで統一感があります。
一方、グレーの扉はアクセントカラーとして入れることで扉回りが引き締まります。
すべての扉をプレシャスホワイトにしてしまうと、味気がないということでトイレのみグレーにしました。
また、”グレーの扉=トイレ”という認識ができるようにしたかったのと、
トイレ内のクロスをグレーにしたので、扉を開けたときの違和感を消したかったのも理由のひとつ。
すべての扉を同じカラーにするのではなく、アクセントカラーとしてグレーの扉にするのもおすすめです。
把手・引手はシャインニッケル
把手・引手の色はシャインニッケルにしました。
「シャインニッケル」の色合いはシルバー系。
鏡面みたいなピカピカした感じではなく、光沢感を抑えた洋銀?そんなイメージ。
遠目で見ると分かりませんが、近くで見ると塗装されているのがひと目で分かります。
プレシャスホワイトとの相性
プレシャスホワイトにシャインニッケルの組み合わせ。
白の扉にシャインニッケルが映え、爽やかで清潔感がある印象に。
夜、ダウンライトの光に照らされると光沢感が増したように見えます。
グレーとの相性
グレーにシャインニッケルの組み合わせ。
同系色ということで馴染みやすくモダンな雰囲気に。
夜、ダウンライトに光に照らされると、重厚さが増してより高級感が出てきます。
グレーの扉にシャインニッケルはめちゃくちゃかっこよく見えます。
リクシル「把手・引手」のカラーバリエーションは以下。
- シャインニッケル
- ブラック
- プレシャスホワイト
どの扉にも合いそうなのが「シャインニッケル」。
ブラックやプレシャスホワイトも素敵ですが、強調色であるためコーディネートが難しそうな印象。
把手・引手の色で迷ったらシャインニッケルが無難かもしれません。
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ハイドアの後悔ポイント
ハイドアのデメリットとして挙げられるのが以下の内容。
- 扉の開け閉めが重い
- 音漏れする
- 光漏れする
実際にハイドアにしてみてどうなのか検証を含めて解説したいと思います。
引き戸の開け閉めは少し重い
※高さ2400mmハイドア(ラフィス)の場合。
開き戸に関してはそこまで感じませんが引き戸は開け閉めが少し重いです。
垂れ壁がある一般的なドア(高さ2,000mm)と比べると体感的にわずかに重いくらい。
大人が開け閉めする分には問題ないですが、幼児だと重く感じるかもしれません。
我が家の5歳児が開け閉めするときに「グググっ」と力を入れて開け閉めしているのが分かります。
ただ、重いといっても生活に支障が出るレベルではないので、デメリットとして捉えるまでもないです。
音漏れは割とする
上枠があるタイプよりも音漏れがしやすいのは確か。
リクシル「ラフィス」は天井高で収めているため、扉を閉めたときに天井とのあいだに隙間ができてしまいます。
上枠があるタイプよりも隙間が大きい分、音漏れがしやすいというわけです。
「トイレ・脱衣所」これら水回りのドアは要注意。
トイレ使用中に前を通ると音漏れが結構気になります。
来客、家族に関わらずトイレの音漏れに配慮する必要があります。
また、夜中に洗濯機を回す音も人によっては気になるかもしれません。
我が家は深夜3時頃に洗濯機が動き出し(洗濯→乾燥)、朝になったら取り出して畳むのがルーティーン。
寝室と脱衣所は扉と廊下を隔てていますが、水道の流れる音、洗濯機の回る音、完了時のピー音が聞こえてきます。
夫婦共々眠りが深いため洗濯機の稼働音によって起きてしまうことはないですが、おそらく眠りが浅い人なら睡眠に障害が出るレベル。
神経質な方がハイドアを採用してしまうと、音漏れが気になるのはあながち間違っていないと思いました。
関連記事ランドリールームの後悔ポイント3選!こうすればよかった
ドア上の光漏れが気になる
ハイドアの光漏れはこんな感じ。
理由は音漏れと同じで上枠がないため扉と天井とのあいだに隙間ができてしまうから。
廊下側からならそこまで気になりませんが、問題なのは自分が部屋にいるとき。
夜寝ているときに誰かが廊下を通ると、上の画像のように光漏れが起きてしまいます。
とくにドア上の光漏れが分かりやすい印象。
常夜灯で寝る方は気にならないと思いますが、部屋を真っ暗にして寝る方にとっては気になるかも。
住宅メーカーによっては標準仕様
ハイドアは住宅メーカーによっては標準仕様とされている場合があります。
例えば住友林業。
住友林業はハイドアが標準仕様となっており、床材に合うようカラーバリエーションも豊富に用意されています。
我が家が建てた工務店でもハイドアは標準仕様でしたが、それを知ったのは展示場に行ったときでした。
もし標準仕様ではなかったとしたら・・・・オプション費用を払ってまで採用していたか分かりません。
住宅メーカーの標準仕様はカタログに記載されてることがあります。
一括カタログ請求なら一度に複数の住宅メーカーからカタログを集めることができ比較、検討しやすいのもメリット。
ハイドアに限らず住宅メーカーの標準仕様は必ず目を通しておくべきです。
迷っているならハイドアにすべき
少しでもハイドアにすべきか迷っているなら採用すべき。
扉を開けたときの開放感は今までに感じたことがなく採用してよかったなと。
デメリットを感じることもありますが、普通のドアと比較しても劇的に違いがあるわけでもないです。
予算的に厳しいのであれば、リビングだけハイドアにする選択肢もアリだと。
ハイドアを検討中の方は参考にしてみてくださいね。