サッシ外観色にLIXILの「ダスクグレー」を採用しました。
「ダスクグレー」の色合いや、外壁(グレー系)との相性が気になる方は参考にしてみてください。
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【施工例】サッシにLIXILダスクグレーを採用
サッシの外観色にLIXIL「ダスクグレー」を採用しました。
このサッシカラーはLIXILからなんと15年ぶりとなる新色。
薄暮(夕暮れから夜へ移る時間帯)をコンセプトとしており、グレイッシュな外壁へ馴染むように開発されたサッシカラーです。
遠目で見ると「ブラック」にしか見えませんが・・・。
近くで見るとしっかり「グレー」。
日の当たった状態、そうでない状態だと色の見え方も異なります。
とくに曇りだと「ブラック」っぽい印象に。
距離感、天候によって様々な色合いを見せてくれるサッシカラーですが、悪く言えば”ぼんやりした、はっきりしない”そんな色合い。
ダスクグレーの色合い
"無彩色(色みがなく、明度だけをもつ色)で濃いグレー"これが「ダスクグレー」の特徴だそうです。
パッと見だと「ブラック」にしか見えませんが、改めよく見てみると濃い「グレー」に見えてきませんか?
「黒すぎず、しっかりグレーを感じられる」この絶妙な色加減がグレイッシュな外観にすごく馴染みます。
青みがかって見える
テクスチャーサンプルでは濃い「グレー」ですが、実物は青みがかって見えます。
直射日光が当たることで、より鮮明に青みがかっているのが分かると思います。
この青みによってほどよいコントラストが生まれ、外観全体が落ち着いた印象に。
また、「ブラック」とは違った金属質感があり、高級感や重厚感も申し分ないです。
時間帯による色合い
「ダスクグレー」は時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。
南向きのサッシだと朝は濃い「グレー」、昼をピークに青みがかって見え、晩になるにつれまた濃い「グレー」に移り替わります。
個人的には夕暮れから暗くなるまでの色合いが好み。
ライトアップされるとこんな感じ。
暗がりだと「ブラック」にしか見えませんが、照明に照らされることでわずかに「グレー」と認識できる色合いになります。
ライトアップされた「ダスクグレー」のサッシはめちゃくちゃ雰囲気が出ます。
関連記事≫【中庭のある平屋】照明計画の実例を紹介!ライトアップで幻想的な雰囲気に
グレーの外壁との相性
「グレー」の外壁と相性は良く、「ダスクグレー」のサッシが映えます。
外壁塗装
- メーカー:オメガジャパン
- 品番:Sky Gray9355
外壁は塗り壁でオメガジャパンの「Sky Gray9355」。
色合いとしてはライトな「グレー」です。
関連記事≫【後悔する?】外壁に「グレーの塗り壁」を選んだ我が家の場合
基本的にサッシは外壁に近い色を選ぶものですが、「Sky Gray」と「ダスクグレー」を比べると結構なコントラスト(明暗の差)があります。
ただ、わずかに青みがかっていることで黒のようにクッキリと縁取りされず、適度に馴染んでくれています。
外壁(グレー系)が濃いほど一体感を生み出せますが、逆にライトな「グレー」にしてアクセントとして映えさせるのもアリ。
"主張しすぎず、ほどよいアクセント"これが「ダスクグレー」の良いところです。
LIXIL調べによると白系の外壁は49%、次いでグレー系の外壁は26%とグレイッシュな外壁を好む方が増えている傾向にあります。
全体の約1/4って考えると結構な比率ですよね。
これまでサッシカラーは「ブラック」や「シルバー、ブラウン」くらいしか選択肢がありませんでした。
「ダスクグレー」が選べるようになったことで、グレイッシュな外壁でも違和感なく適度に馴染むように。
サッシカラーの選択肢はいくつかありますが、グレー系の外壁を検討中なら「ダスクグレー」を第一候補に入れるべきです。
水垢、汚れについて
水垢はこんな感じ。
遠くから見ると気になりませんが、近くで見ると結構目立ちます。
やはり黒に近い色ですと、窓枠に溜まった土埃なんかも目立ちます。
サッシなんて頻繁に洗うものではないですが、綺麗に保ちたいのであれば定期的なメンテナンスは必要。
商品ラインナップ
新色として販売開始されたことで、さまざまな商品で「ダスクグレー」が選べるように。
今後は主力カラーのひとつとして選べるようになるかと思われます。
我が家を建てたときに比べたら、商品ラインナップが大分増えたようなのですごく羨ましいです。
詳しくは下記リンク先でご覧になれます。
ダスクグレーにした理由
もともとサッシは外壁(グレー)と相性が良さそうな「ブラック」にする予定でした。
設計士から「最近出た新色"ダスクグレー"なんかも外壁に合うと思いますよ」と提案があり、選択肢のひとつとして入れてみることに。
詳しく聞くとLIXILのサッシカラーとしては15年ぶりの新色らしく、工務店の方でもまだ施工例がないとのこと。
当然、参考にできる外観写真もなければ、ネットの情報もあまりにも少ないのが現状でした。
実際にサンプルを見せてもらったのですが、黒味が強く、めちゃくちゃカッコいい。
ほぼ決まりかけていたブラックですが、「絶対に外壁(グレー)と合うでしょ」ということで「ダスクグレー」に変更しました。
正直、不安もありましたが思い切って「ダスクグレー」を採用して正解でした。
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ダスクグレーのデメリットは?
「ダスクグレー」のデメリットは・・・第三者から見れば黒にしか見えないことくらいでしょうか。
当事者からすれば色味の違いは分かりますが、他人からすると言われなければ「グレー」と気づかないレベルです。
実際、何人か自宅に訪れる機会がありましたが、この「ダスクグレー」のサッシカラーに関して興味を持った方は皆無でした。
言うほど他人はサッシカラーに関して興味がないのが分かります。
とはいえ、サッシカラーは外観のデザイン性を左右する重要な部分。
ハイブリッドTWなら外観、内観色を選べる
LIXILのハイブリッドTWなら屋外(外観色)、室内(内観色)それぞれサッシカラーが選べます。
カラーラインナップは以下の通り。
外観色 | 内観色 |
ダスクグレー | ブラック |
ブラック | クリエモカ |
オータムブラウン | クリエラスクP |
シャシングレー | クリエペールP |
ナチュラルシルバー | プレシャスホワイトP |
ホワイト | ━ |
上記の外観色6色、内観色5色から自由に選べます。
外観色が「ダスクグレー」に対し、内観色は「プレシャスホワイト」。
グレイッシュな外観に比べ、内観は北欧、ナチュラルテイストになっています。
ちなみに「ダスクグレー」は外観色のみ選べる仕様になっています。
新色として出たばかりなので、今後もしかしたら内観色として追加されるかもしれませんね。
関連記事≫サッシ(内観色)に白は後悔する?LIXILのプレシャスホワイトを採用
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グレイッシュな外壁ならダスクグレー
新色として出たばかりで情報が少ない「ダスクグレー」ですが、グレイッシュな外壁であれば選択肢のひとつとして入れるべき。
「ブラック」ですと縁取りされたように主張が強くなってしまいがちですが、
「ダスクグレー」なら適度に馴染んでくれるのでグレイッシュな外壁との相性がいいです。
また、光を浴びるたびに青みがかって見え、天候や時間帯によってもさまざまな表情を見せてくれます。
昨今、グレイッシュな外壁が増えたことで「ダスクグレー」の需要も増えることが予想されます。
これからお家を建てる方で「ダスクグレー」を検討中の方は当記事を参考にしてみてください。