洗面所の壁にニッチ、洗面台の下に棚板を取付けました。
収納アイデアの実例、こうすれば良かった点などを紹介したいと思います。
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【実例】造作洗面所の収納アイデア
我が家の造作洗面所は「1.5畳」。
脱衣所とは離して独立させた間取りになっています。
関連記事≫【1.5畳】洗面所のレイアウト公開!こだわりの設備から収納を紹介
洗面所には大きく分けて3つの収納があります。
- ニッチ棚
- 洗面台下の棚板
- 入り口付近の可動棚
それぞれ詳しく紹介していきます。
左の壁に「ニッチ棚」
正面向かって左側の壁面にニッチを取付けました。
寸法は以下の通り。
一番下の棚だけ電動歯ブラシを置くことを想定し5㎝ほど長くしました。
ニッチの高さに関しては「そこに何を置くか?」を想定して決めたほうがいいです。
あらかじめ高さを決めていないと、後になってモノが収まらないなどの問題が起こってしまうからです。
ニッチ内にドライヤーを吊るしたり、アイアンバーを付けてタオルを置くなど、用途に合わせて高さを決めておくべき。
ニッチの内側にコンセントを付けましたが失敗でした。
電動歯ブラシの充電用として取り付けましたが、コードがクシャクシャになってしまい乱雑な見た目に。
しかもコードが邪魔で充電スタンドが起きにくく、充電中は他のモノを置けなくなります。
今はこちら側のコンセントを使って充電しています。
電動歯ブラシは常に充電するものでもないですし、こちら側のコンセントだけで十分でした。
無駄にコンセントを付けてしまい後悔。
洗面台下の「棚板」
洗面台の下に棚板を付けてもらいました。
床から棚板まで50㎝、棚板とカウンターの間は20cmになります。
間隔が上すぎると収納ケースが入りませんし、かといって下すぎると下のスペースが有効活用できません。
棚板の位置はバランスを見て決めてみるのがいいかと。
奥行きは50㎝あり思った以上に収納力があります。
洗面台の下に棚板を付ける場合は配管を避けるためコの字型にカットしなければなりません。
このスペースが微妙。
収納ケースを置くにしても中途半端ですし、かと言って無理やり隠してしまうと違和感が残ってしまうことも。
あえて配管を見せて造作感を演出するのもアリかと。
製品情報
- ポリエチレンケース:約幅25.5×奥行36×高さ16cm
- ラタンバスケット:約幅35×奥行36×高さ16cm
無印の「ポリエチレンケース」と「ラタンバスケット」を置くとこんな感じ。
やはり配管のところが丸見えになってしまいますが・・・どうでしょうか?
人それぞれ好みがあるかと思いますが、参考までにしてみてください。
アイカの「スタイリッシュカウンター」はボウルが下に突き出てくるため、
収納ケースの高さによってはぶつかってしまう可能性もあります。
画像を見てもらうとバスケットが結構ギリギリに収まっているのが分かるかと思います。
もし、収納ケースが干渉しないか不安な場合は現場合わせするのがベスト。
アイカの「スタイリッシュカウンター」に関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【施工例】アイカの「スタイリッシュカウンター」をレビュー!
入り口付近に「可動棚」
入り口付近に可動棚を取付けました。
可動棚情報
- 棚板:アートランバー
- カラー:シェルホワイト
- 横幅:39cm
- 奥行:30㎝
可動棚は全部で5段。
よく使うものほど取り出しやすいように下へ収納しています。
一番下の可動棚にはパイプを取付けてもらいました。
本来なら「ドライヤー」もしくは「コードレス掃除機」を吊るすつもりでしたが、使い勝手が悪くやめてしまいました。
正直パイプはいらなかったです。
可動棚の下は「コードレス掃除機」をスタンドに立てて使っています。
ここはお掃除ロボットの基地にするつもりでしたが、寸法をミスって収まりませんでした。
小型のお掃除ロボットを購入しようか検討中と言った感じです。
この可動棚は失敗しまくっているので、後悔しかありません。
収納アイデアで思ったこと
収納アイデアを紹介してきましたが、実際に使ってみて感じたことは以下の通り。
- 生活感を隠せない
- ホコリが溜まりやすい
- そこまで必要なかった
生活感を隠せない
「オープン収納」最大のメリットはモノの取り出しやすさですが、それ以上に生活感が隠せないデメリットも。
とくに「ニッチ棚」。
これは撮影用にモノを減らしていますが、普段はもっとぐちゃぐちゃになるほどモノが散乱しています。
整理整頓しても、あれもこれもとモノがどんどん増えていきます。
オープン収納はおしゃれにディスプレイできるなんて言われていますが、オーラル用品やケア用品を置いてしまうと生活感しかありません。
見た目をすっきりさせたいという考えにおいてはニッチ収納はおすすめできません。
生活感を隠したいのであれば、鏡裏収納やキャビネット収納など隠す収納がベスト。
ニッチ棚はモノが取り出しやすいですが、思った以上に生活感が隠せません。
ホコリが溜まりやすい
「オープン収納」は扉がない収納術ですが、ホコリが溜まりやすくお掃除がめんどいです。
まずは「ニッチ収納」。
「ニッチ収納」があるご家庭ならお分かりだと思いますが、ホコリが溜まりやすいです。
しかも、モノをどかしてからお掃除しなければならないのが地味にめんどくさい。
洗面台下の「棚板」もホコリが溜まりやすいです。
指でサッとなぞるとホコリが溜まっているのがひと目で分かります。
奥行きも50cmあるので、いちいちモノを取り出してからお掃除しなければなりません。
「オープン収納」は扉がないのでホコリが溜まりやすいです。
そこまで必要ではなかった
収納はそこまで必要ありませんでした。
そもそも、洗面所はランドリールーム(兼脱衣所)と離した間取り位置にあります。
関連記事≫【公開】ランドリールーム兼脱衣所の「3畳」は狭いのか?
そのため、ランドリールーム(兼脱衣所)で使う洗濯用洗剤、お掃除グッズなどを収納する必要がありません。
オーラル用品、ケア用品だけなら「ニッチ棚」と「棚板」だけで十分でした。
可動棚はあれば使ってしまいますが、なくてもよかったかなと思いました。
ご家庭によって生活スタイルが異なるため一概には言えませんが、収納を無駄に付けすぎると間取りが削られるだけです。
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造作洗面所の所感
ポイント
- ニッチは思った以上に生活感が出やすい
- オープン収納は使い勝手がいい
- 独立型ならそこまで収納はいらないかも
ニッチ収納は思った以上に生活感が出てしまいます。
生活感を隠したいなら鏡裏収納や引き出しタイプの洗面台にするなど隠す収納を目指すべき。
ただ、扉を付けないオープン収納は取り出しやすく、しまいやすいので使い勝手はいいです。
とくにオーラル用品など毎日使うものをすぐ取り出せるのはメリット。
また、独立型の洗面所においては必要最低限の収納で十分です。
無駄に収納スペースを取ってしまうと、間取りが狭くなってしまうため、洗面所を広々使うことができません。
造作洗面所でニッチ棚・洗面台下の棚板を検討している方は参考にしてみてください。