見た目、お掃除のしやすさから壁付け水栓を検討中の方もいるのではないでしょうか。
ここでは実際に壁付け水栓にして感じたデメリットを紹介したいと思います。
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【施工例】洗面台の壁付け水栓
洗面所の広さは「1.5畳」。
カウンター、タイル、水栓、鏡、タイルなど、それぞれセレクトできる造作洗面所にしました。
関連記事≫【1.5畳】洗面所のレイアウト公開!こだわりの設備から収納を紹介
お手入れのしやすさ、見た目を重視して壁付け水栓を採用。
水栓はエッセンスの「E414020」
製品情報
- メーカー:エッセンス
- 品番:E414020
- 吐水タイプ:泡沫吐水
- 価格:68,000円(税込み)
壁付け水栓にすることは決めていたのですが、もっと言えば首振りできるタイプが希望でした。
そして見つけたのがエッセンスの「E414020」。
この壁付け水栓は吐水管が120℃回転(左右60℃)します。
右へ60℃。
左へ60℃。
天面の表示は焼き物のプレートで、クラシックなデザインになっています。
レバーを手前に引くと水道が出ます。
温度調整はレバーを左へ回すとお湯、右へ回すと水になります。
壁出し水栓のデメリット
デメリット
- レバー下に水滴が垂れる
- 子供には使いにくい
- ボウル内を洗い流しにくい
- 管を掴むとグラグラする
- 修理・故障に不安がある
- デザインが少なく、意外と高い
- ボウルと管のあいだが短い
実際に壁付け水栓を採用して感じたデメリットになります。
あくまでも個人的な見解・意見になりますので参考程度までにしてください。
レバー下に水滴が落ちる
水栓を止めるとき、レバー下のカウンターに水滴が落ちます。
- 水を出して手を洗う
- 水を止める(水滴が落ちる)
- ハンドソープで洗う
- 水を出して手を洗う
- 水を止める(水滴が落ちる)
おもに赤文字のタイミングで水滴がカウンターに落ちます。
しかもオーバーフローを開け閉めする金具があるため、水滴が拭きとりにくい。
水の飛び散りは壁付け水栓に限ったことではないです。
ただ、立水栓を使っていたときよりも水滴が落ちやすい印象。
洗面台は天板とボウルの間に段差がないアイカの「シームアンダーデザイン」を採用しているため、
余計に水が飛び散りやすいのかもしれません。
関連記事≫【施工例】アイカの「スタイリッシュカウンター」をレビュー!
壁付け水栓のメリットはお手入れのしやすさですが、レバー下のカウンターに水滴が落ちやすいです。
子供には使いにくい
大人が使うには問題ないですが、子供が使うには不便かもしれません。
レバーが壁付けされているため、洗面台手前からの距離が遠くてレバーが引きにくいからです。
とくに幼児が台座に乗って手を洗うとき、面倒を見ていないと前のめりになって転倒してしまう可能性も。
ただ、この「E4140202」は専用ホースを使えばレバーの操作位置を変えることができます。
例えばカウンターの手前など。
いずれにしろ、子供が手を洗うには不便かと思います。
ボウル内を洗い流しにくい
壁付け水栓は「首振りできる、できない」どちらにしろ、ボウル内を綺麗に洗い流すことができません。
管の長さが固定されているため、範囲内でしか水が流れないからです。
お掃除の際は容器に水を溜める、もしくは手で水をすくって洗い流すしか方法がありません。
伸びるシャワーヘッドなら隅々まで水で洗い流すことができるのですが・・・。
壁付け水栓はボウル内をお掃除する際には何かと不便です。
管を掴むとグラグラする
管が壁から飛び出している分、掴みやすくグラグラと揺れます。
何度か子供に折れるんじゃないかぐらいグラグラと揺らされました。
注意しても繰り返しやるので、やんちゃなお子さんがいるご家庭は危険です。
通常の使用において破損することはないと思いますが、故意に荷重を与えると壊れる可能性もありそうです。
修理・故障に不安がある
まだ修理・故障を体験していないのですが、ネットの記事を見て不安を感じています。
水栓本体や配管が故障してしまった場合、壁をいじるなど大掛かりな修理をする可能性があるとのこと。
実際にタイルを張り付けた壁に取付けているので、修理の際にどのような措置をされるのか不安があります。
壁に点検口を設けているのでそこから修理できれば問題ないのですが・・・。
いずれにしろ、水栓や配管が壊れたときのことも考慮し、
ハウスメーカー、もしくは工務店とよく話し合って検討してみてください。
デザインが少なく、意外と高い
壁付け水栓は「デザインが少ない」なんてデメリットを聞きますが、確かに少ないです。
しかも、シンプルでおしゃれなものほど高い。
ネットで探して「これいいじゃん」と思って価格を見てみると大体高いです。
この水栓も定価で68,000円(税込み)。
しかも壁の工事費やなんやらでさらにお金がかかります。
選択肢が少ない中で決めたので仕方がないですが・・・それにしても高い。
壁付け水栓はそれなりに費用がかかるため、見積もりを早めに出してもらって検討したほうが良さそうです。
ボウルと管のあいだが短い
これが地味にデメリット。
例えば加湿器のタンクに水を溜めたい時。
ボウルと管のあいだに加湿器のタンクが入らず、水を補充することができません。
ですから、タンクに水を補充するときはお風呂場か、キッチンで溜めるかのどちらかになります。
伸びるシャワーヘッドならタンクに高さがあっても補充できるのですが・・・。
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やり直すならタッチレスに水栓したい
もし、やり直すならタッチレス水栓にしたいです。
デメリットでも紹介したとおり、水栓を止めるときにレバー下へ水滴が落ちやすいのが気になります。
毎回、水滴が落ちてしまうため、その度にタオルで拭くのがめんどくさい。
また、手洗い、うがい、歯磨きだけするような洗面台においては、タッチレス水栓の方が圧倒的に使い勝手がいいです。
奥さんは今のままでいいみたいですが、私がもしやり直すならタッチレス水栓(シャワーノズル付)にしたいです。
デザイン・使い勝手どちらを取る
見た目、お手入れのしやすさという理由だけで壁付け水栓にしたのですが、デメリットもそれなりにありました。
実家はリフォームでリクシルの「ルミシス」にしたのですが、我が家の壁付け水栓よりも圧倒的に使い勝手がいいです。
オシャレを追求するのもいいですが、使い勝手も考えるべき。
造作洗面台で壁付け水栓にするか、メーカーの洗面台ユニットにするかもう一度よく検討してみてください。