寝室「5畳」は狭い?
- 広くはない
- 寝るだけなら十分
- 置ける物が限られる
寝室「5畳」は広くはないですが、寝るだけなら十分。
ただ、ベッド2台置いてしまうと、置けるものが限られます。
今回は「5畳」にした我が家の主寝室の紹介、実際に使ってみて感じたことを紹介したいと思います。
【PR】
平屋住宅プランを無料で作ってみませんか?
平屋を検討中の方へ。「タウンライフ家づくり」は大手ハウスメーカーから地元密着型の工務店まで
平屋の施工実績がある住宅メーカーを提案してくれます。
また、平屋住宅プラン(間取り、見積、土地提案)も無料で作成してもらえます。
\ 累計40万人が利用 /
公式サイト:https://www.town-life.jp
【5畳】寝室のレイアウト公開
寝室の広さは「5畳」。(厳密には5.25畳)
シングルベッド2つを横並びにしています。
ベッド足元側にはクローゼットがあります。(畳数に含まない)
テレビもなければ、ベッドサイドテーブルもないシンプルな寝室。
広くすることも可能でしたが、寝室の優先度が高くなかったためこの広さに落ち着きました。
「5畳」は狭い?
忖度なしで言うと・・・広くはないです。(個人的に)
入居当時、まっさらな状態では何も感じませんでしたが、いざベッドを置いてみると圧迫感を感じたのは正直な感想。
シングルベッド2台置くことは可能ですが、大きいサイズのチェストやドレッサーなどを置く余裕はありません。
賃貸アパートに住んでいたときは「6畳」でしたが、「1畳」削られるだけも体感的に何となく狭いのが分かります。
ですから、これまで過ごした住環境によって、息苦しかったり、窮屈に感じる方もいるかもしれません。
ただ、半年も住めば慣れてきます・・・というか受け入れるしかありません。
一般的に夫婦2人なら「6~8畳」が目安と言われています。
我が家の経験を踏まえるとあながち間違っていないかなと。
寝るだけなら?
広いに越したことはないですが、寝るだけなら「5畳」でも十分な広さ。
寝室ではテレビは見ませんし、パソコンや読書もやりません。
やることと言えば布団に入って、寝る前にちょっとスマホをいじるくらい。
ただ寝るだけであれば「5畳」でも寝室としての機能は十分に果たせます。
ただ、ご家庭によってライフスタイルが異なり、「寝室はセカンドリビングとして使いたい」なんて考えもあるはず。
例えば、寝る前にテーブルライトを点けてゆったり過ごしたいとか、ベッドで寝ながらテレビや映画を観たいなど。
寝室をセカンドリビングとして使いたいのであれば「5畳」はおススメできません。
窮屈感、圧迫感はどうしても感じてしまう広さなので、ゆったり過ごせるという感覚ではないです。
結局は自分たちが「どう使いたいのか?」「どのくらい滞在したいか?」によって畳数を決めるべき。
間取りの問題もあるかと思いますが、設計士や営業担当者によく相談してみるのが理想と言えます。
広いに越したことはないですが、「5畳」でも寝室としての機能は十分に果たせます。
何が置ける?
シングルベッドを2つ横並びに置いて、余ったスペースに空気清浄機や加湿器、スタンドライトが置けるくらい。
大きいサイズのチェストやテーブル、ドレッサーは厳しいかもしれません。
お部屋の形によっては可能だと思います。
ただ、我が家のような長方形のような形をしたお部屋においては厳しいです。
ベッド2つを横並びしてしまうと両サイドはわずかなスペースのみ。
この極狭スペースにサイドテーブルを置くことは無理です。
ベッドを片側の壁に寄せてしまえば反対側は置くことは可能ですが・・・。
寝室「5畳」でも部屋の形によって何が置けるかも変わってきます。
ただ、先ほど言ったようにチェストやテーブル、ドレッサーなど大きめの家具を置くには厳しい広さかもしれません。
通路幅はどのくらい?
ベッド横の通路幅は「30㎝」。
ギリギリ1人通れるくらいの幅です。
ベッド足元の通路幅は「94cm」。
2人がすれ違うことができるくらい余裕はあります。
ベッド両サイドの通路幅が狭すぎると、シーツを変えるのにも手間ががかります。
お部屋の形、ベッド位置によって通路幅も異なりますが、1人が通れる幅は確保しておきたいところです。
クローゼットは必要か?
クローゼットはあったほうが便利。
季節ごとの寝具、家電なんかも収納できるので何かと使い勝手はいいです。
我が家のクローゼットはベッド足元側に配置。
クローゼット前の通路幅は「94㎝」になります。
扉の開閉も問題なく、モノの出し入れも難なくできる幅です。
ベッドを置く位置によっては扉(折れ戸)の開閉時に干渉する可能性もあるので注意が必要。
置こうと思えば可能だと思いますが、引き出しを開けるとき窮屈に感じると思います。
また「5畳」はほぼベッドに占拠されてしまうため、チェストのサイズによっては厳しいかもしれません。
寝室に収納が欲しいのであれば、クローゼットを付けるのが無難。
寝室「5畳」のデメリット
寝室「5畳」のデメリット
- ベッドが高いと圧迫感を感じる
- 「5畳」にあったベッド選びが必要
- シーツを変えるのに手間がかかる
- テレビの置き場所に迷う
実際に寝室「5畳」を採用して感じたデメリットは上記の4つ。
ベッドが高いと圧迫感を感じる
ベッドに高さがあると圧迫感を感じます。
一般的にベッドの高さは「40~50cm」が標準らしいですが、我が家の場合は「55cm」。
お部屋の狭さもあってか、結構な圧迫感を感じます。
よく「高さのある家具は部屋を狭く感じさせてしまう」なんてことを聞きますが、まさにその通り。
入居前の状態ではとくに何も感じませんでしたが、いざベッドを搬入してみると「なんか狭く感じるな・・・。」と思ったのが正直な感想。
ただでさえ狭い「5畳」ですが、ベッドの高さによってさらに圧迫感を感じてしまうかもしれません。
マットレスを直置き、もしくは下にすのこをかまし、背を低くしてて部屋を広く見せる方法もありますよね。
ただ、睡眠の質を上げるためにもフレームの上にマットレスを置きたいところ。
視覚的(広く見せる)な快適性を求めるか、身体的(快眠)な快適性を求めるか迷いどころです。
「5畳」にあったベッド選びが必要
デメリットと言うよりも考え方の問題ですが、もしベッドを新調する場合はよく吟味してから購入したほうがいいです。
例えば、ベッドのサイズであったり、ベッドボードの有無など。
家具屋に行って何も考えず「これいいじゃん」と購入しても、
なんてこともにもなりかねません。
例えば、セミダブルベッド2つを選んでしまったことにより通路幅が確保できないなんてことも。
ベッドは今まで使っていたのを持ってきたのですが、今思えばベッドボード無しを選んでよかったなと思いました。
ただでさお部屋に圧迫感を感じているのに、ベッドボードがあったらさらに圧迫感を感じていたかもしれないからです。
新調する場合は寝室「5畳」に合ったベッド選び必要と言えます。
シーツを変えるのに手間がかかる
畳数に関わらずシーツを変えるのはめんどくさいですが、「5畳」にしたことによってさらに手間になった印象です。
というのも、両サイドの通路幅が狭すぎる。
スペースのなさからマットレスをズラすのにも一苦労です。
1人で交換作業するには重労働すぎる。
テレビの置き場所に迷う
寝室ではテレビは見ていませんが、一応テレビ用コンセントは付けました。
もし今後、テレビを見ることを想定した場合、どこに配置すべきか迷います。
おそらくこのコンセント前のスペースにテレビ台を置くことになると思いますが・・・狭すぎる。
もし、寝室「5畳」でテレビを見ることを想定しているなら、
壁掛け用に下地を入れたり、テレビ台のスペースも確保しておかなければなりません。
【PR】
平屋住宅プランを無料で作ってみませんか?
平屋を検討中の方へ。「タウンライフ家づくり」は大手ハウスメーカーから地元密着型の工務店まで
平屋の施工実績がある住宅メーカーを提案してくれます。
また、平屋住宅プラン(間取り、見積、土地提案)も無料で作成してもらえます。
\ 累計40万人が利用 /
公式サイト:https://www.town-life.jp
寝室のこだわりポイント(設備)を紹介
「5畳」という狭い寝室ではありますが、狭いなりにこだわったポイント、設備を紹介したいと思います。
クローゼット
ベッドの足元側にクローゼットを配置しました。
クローゼットは寝室「5畳」のなかの畳数に含まれていません。
クローゼットの広さは「0.5畳」ほど。
棚の高さに関して特にこだわりはなく、インテリアコーディネーターにお任せしました。
ただ、上の枕棚はモノが出し入れしやすいように奥行きを短くしています。
枕棚の高さにもよりますが、奥行きを長くしてしまうと、モノによっては入らない可能性もあります。
ここは盲点になりがちだと思うので、インテリアコーディネーターに相談してみて下さい。
アクセントクロス
アクセントクロス
- 上:BB9112(シンコール)
- 下:FE74066(サンゲツ)
寝室のクロスは白を基調としており、ベッド後ろの壁に2色のアクセントクロスを貼りました。
ふかした壁に照明を仕込んでおり、上と下で異なる色合いのクロスになっています。
間接照明によって照らされることで、お部屋の雰囲気もガラリと変わります。
ダウンライトと間接照明
寝室の照明は2つ。
ベッド足元側の天井へダウンライト3灯。
ベッドサイド(ふかし壁)に間接照明を仕込みました。
それぞれ調光ができるタイプになっており、ニーズに合わせて明るさを変えられます。
寝室の照明は入眠のしやすさと操作性が求められます。
関連記事≫寝室の照明計画を実例で紹介!総額10万円(器具代のみ)かかった
コンセント
寝室のコンセントは6ヵ所(計10口)。
各々スマホが充電できるようにふかした壁へコンセントを各1個ずつ付けました。
テレビ端子付きのコンセントが1個、エアコン用に1個、クローゼットの中に1個、あとは予備で1個。
寝室のコンセント計画で後悔したという方も少なくありません。
関連記事≫寝室のコンセントは「6ヵ所」!ベッドサイドは高い位置に付けた
窓は「高窓」が3つのみ
製品情報
- メーカー:リクシル
- 品名:高所用横滑り出し窓
- サイズ:1185×H370mm
寝室には「高所用横滑り出し窓」が3つのみ。
窓の開閉はハンドルタイプ。
寝室の「高窓」に関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
室内干しワイヤー
製品情報
- メーカー:森田アルミ工業
- 品名:pid4M(ピッドヨンエム)
- 価格(購入時):6,600円
「寝室」を横断するように収納型の室内干しワイヤーを設置しました。
ベッドをお手入れするとき、梅雨の時期など一時的に布団を掛けたいときに使用。
ただ、設置には下地が必要になります。
設計の段階で「どこに付ける」か事前に打ち合わせしておきましょう。
関連記事≫【新築実例】寝室に室内物干しワイヤー「pid4M」を設置
寝室「5畳」は広くはない
寝室「5畳」は狭い?
- 広くはない
- 寝るだけなら十分
- 置けるモノが限られる
寝室「5畳」は広くはないですが、寝るだけなら十分。
ただ、ベッド2台を置いてしまうと、大きいサイズの「テーブル」や「チェスト」、「ドレッサー」を置くのは厳しいかもしれません。
個人的には寝室をセカンドリビングとして使いたいなら「8畳」は欲しいところ。
寝室「5畳」を検討中の方は参考にしてみてください。