お金、住宅ローン

【田んぼを宅地へ】地盤改良の費用に「156万円」かかった話。

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ざっくり3行でまとめると

  • 地盤改良の費用「156万円」
  • 土地が田んぼだった
  • 建坪は32坪(土地は75坪)

田んぼにお家を建てようとしている方は参考にしてみてください。

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当サイトの情報は個人の意見・見解であって性能を保証するものではありません。

【費用】地盤改良に156万円かかった

結論から言うと地盤改良に156万円かかりました。

ある日事務所へ行くと担当者が申し訳なさそうに「地盤改良の費用のことですが・・・。

  • 156万円

金額を見て愕然・・・というよりもショックでした。

土地の決済も終わり「さぁ~これから」ってときだったので・・・。

工務店の方もいくつか工法があるなかで、

もっとも金銭的負担が少ない提案をしてくれましたが・・・やっぱり高すぎる。

とはいえ、結果が出れば払うしかないです。

施主C
施主C
地盤改良は必要だと思った?

後述しますが土地が田んぼであることは知っていたため地盤改良は覚悟していました。

素人なりに「50~100万円くらいかなぁ~」なんて楽観的な考えでしたが、

現実はそんなに甘くはなく大金を支払う結果に。

子育て世帯によりもらえた補助金80万円も、地盤改良によってすべて消し飛んでしまいました。

関連記事≫【子育て世帯に朗報】新築住宅で補助金「80万円」もらえた話

田んぼであることは知っていた

前述のとおり購入した土地はもともと田んぼであることは知っていました。

というのも、この土地は自分たちが情報サイトで見つけた土地で、

当時はまだ造成もされていない田んぼの状態で売りに出されていました。

軟弱地盤、しかも液状化危険度マップによると「液状化危険度 やや高い」というコンディション。

ただ、土地探しに半年くらいかかって切羽詰まっていたこと、条件がかなり良かったので即交渉。

結果的に購入という形になりました。

田んぼのような軟弱地盤は地盤改良を覚悟した方が良さそうです。(もちろん、調査の結果によりますが・・・。)

予算取り(170万円)はしていた

地盤改良に170万円の予算取りはしていました。

なぜか土地はまだ決まっていない状態でしたが、

資金計画書の項目に「地盤補強工事:1,760,000円(税込み)」という記載が。

地盤改良にそんなにかかるのか?疑問に思ったので営業マンに聞いてみました。

営業マンのアンサー

  • 予算取りとして多めに計上している
  • 実際の金額は調査後に分かる
  • 地盤改良の費用は土地によって異なる
  • 地盤改良が不要な実例もあった

とのこと。

予算取りをしていない状態で「地盤改良に156万円かかります」と言われたとしたら・・・納得できなかったと思います。

おそらくですが、地盤改良の費用でトラブルになることを想定して多めに見積もっていたのかもしれませんね。

地盤改良までの流れ

地盤改良までの流れは以下。

  1. 地盤調査
  2. 地盤改良

地盤調査の結果:地盤補強が必要

地盤調査の方法は以下。

  • SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)
  • SDS試験(スクリュードライバー・サウンディング試験)

地盤調査は1日で終わり、報告までに1週間ほどかかりました。

後日、事務所へ行った際に営業マンから調査報告を受けました。

地盤調査報告書には以下の内容が記載されていました。

 調査の結果、土質については、SDS調査により、盛土・埋土以深、粘性土(砂混)と識別されます。

SWS調査では、連続自沈で推移する柔らかい層が見られます。

地盤の長期許容応力度が基礎の設計地耐力を下回っており、敷地内の地盤の耐力不足が懸念され、

不同沈下を引き起こす可能性が高い地盤状態であると推察されます。

よって、沈下対策として地盤補強を実施し、計画基礎の長期的な安定性を確保する必要があると考察いたします。

不同沈下を起こす可能性が高いので地盤補強が必要とのこと。

不同沈下」とは地盤の一部が建物の自重や地震などによって沈んでしまうこと。

不同沈下が原因でさまざまなことが発生してしまいます。

不同沈下による影響

  • 基礎や柱が損傷する
  • ドアや窓の開け閉めがしずらくなる
  • 気密性が損なわれる
  • 構造材のゆがみによって雨漏りが発生する
  • 耐震性が損なわれる

家が傾いてしまったり、負荷がかかることによって亀裂の原因になってしまうことも。

補強方法:ピュアパイル工法

地盤改良の方法についてはいくつか提案を受けましたが、

金銭的にもっとも負担が少ない「ピュアパイル工法」にしました。

ピュアパイル工法は掘削くっさくした穴にセメントミルクを流しこんで杭上くいじょう固化こかさせる工法です。

土地の広さは「75坪」で建坪は「32坪」。

地盤改良は建坪である32坪に対して行われました。

工事数量

  • 掘削長さ:8.5m
  • 本数(Φ200mm):50本

全部で50本の杭を打ち込みました。

金額のくわしい内訳は不明ですが、単純計算すると1本あたり「約3万円」。

もちろん掘削長さによって金額も異なると思いますので、あくまでも参考程度までに。

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土地、建物の情報:半平屋(土地は75坪)

土地、家の情報は以下。

  • 建坪:32坪
  • 土地:75坪

詳しく解説すると

  • 1階部分が「25坪」
  • 2階部分が「7坪」

建坪が「32坪」の半平屋になります。

土地の広さは75坪。

地盤改良が行われたのは建坪32坪に対してです。

その他費用

地盤改良にあたって以下の費用も掛かりました。

  • 地盤調査:12万円
  • 地盤保証:10万円

SWS+SDS調査に「12万円」

地盤調査(SWS試験・SDS試験)の費用に12万円(税込み)かかりました。

この調査費用は地盤改良(156万円)とは別になります。

調査だけに12万円は痛い出費ですが、やらなことには何も始まりません。

地盤保証(長期20年)に10万円

地盤保証(長期20年)に10万円かかりました。

「地盤保証」とは不同沈下により建物に損害が発生した場合、修復にかかる費用を保証してくれるというもの。

内容は以下の通り。

地盤保証

  • 保証期間:20年
  • 保証限度額:5,000万円

保証期間は物件引渡し日より20年間。

保証限度額は5,000万円まで。

保証金額、内容は会社によってさまざまで、オプションを付けたりすることも可能なようです。

損害によってどこまで保証してくれるか不明ですが、

20年で10万円ならそこまで金銭的負担は少ないです。

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セカンドオピニオンという選択肢も

地盤改良におけるセカンドオピニオンも選択肢のひとつと言えます。

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは調査会社が行った調査データを第三者機関がチェックし、

ホントに地盤改良が必要か否か判断する仕組みのこと。

というのも、素人が地盤調査のデータを見せられたところで「?」って感じだと思います。

実際、報告書(データ)を見せられ「地盤改良が必要です」と言われましたが、

そうですか・・・。」としか答えられませんでした。

どうしても納得できない
施主D
施主D

いきなり、「地盤改良に100万円かかります」と言われて納得できない方もいるはず。

限られた予算のなかで地盤改良に数十万円~数百万円の費用を充てるのは厳しいですよね。

「地盤改良 セカンドオピニオン」と検索すればサイトがヒットするので、

気になる方は選択肢のひとつとして考えてみてください。

我が家はセカンドオピニオンの存在すら知りませんでした・・・。

【田んぼ】地盤改良は調査次第

施主C
施主C
田んぼに家を建てるけど、地盤改良の必要性、費用が不安

購入した土地が田んぼにかかわらず、地盤改良が必要か否かは調査次第といえます。

営業マンから聞いた話だと、

少し離れた土地(田んぼか忘れました)を購入した方は地盤改良が不要だったとのこと。

地盤の強度や支持地盤、土質はその土地ごとに異なります。

また、補強が必要だとして工法、費用も調査次第と言えます。

「調査に納得できない」とか「予算的に厳しい」ならセカンドオピニオンも選択肢のひとつ。

田んぼだった土地に家を建てる方は当記事を参考にしてみてください。

30代から家づくりを検討中の方へ

マイホームを建てるきっかけとして多いのが、

  • 妊娠、出産
  • 賃貸が手狭に感じた
  • 子供の就学

これら「子供関係」にあります。

年齢別に見てみると30代が最も多いとされています。

我が家も妊娠・出産を経験し、36歳のときに家づくりを開始。

そして2年後の38歳のときにマイホームが完成しました。

これからマイホームを検討中で

施主C
施主C
家づくりって何から始めたらいいの?
いきなり展示場へ行くのにも気が引けるし・・。
施主D
施主D
施主A
施主A
我が家の年収で家を建てられるのか不安

なんて悩みを抱えているご家庭も多いはず。

我が家はカタログの一括請求からはじめました。

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「持ち家計画」の強みは建築事例の画像を見れるところ。

提携社数は100以上と少ないですが、大手ハウスメーカーであればほぼ網羅。

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