外構・外壁

軒なしの家はやめたほうがいい?実際に住んで感じたリアル(本音)

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施主B
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軒なしの家ってどうなの?
雨、日差し、外壁へのダメージが知りたい
施主C
施主C

家づくりを考えていた頃、わが家もそんな疑問を持っていました。

でも、スタイリッシュな外観に惹かれ、「軒なし」を選ぶことに。

住み始めてから数年、実際の暮らしの中で感じたメリットや、「ここはちょっと不便かも…」と感じたリアルなデメリットもありました。

今回は、実体験に基づいて「軒なしの家って実際どうなの?」という疑問に答えたいと思います。

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軒なしの家に住んだ感じたリアル(本音)

軒なしの家に住み始めて早数年。

実際に住んでみないとわからない不便さや注意点もありました。

ここでは、わが家が暮らしの中で感じたことを紹介します。

軒なしの家のリアル

  • 夏は暑い(地獄)
  • 冬は暖かい(天国)
  • 雨天時に窓が開けられない
  • 雨音が響く(うるさい)
  • 外壁の汚れ(雨だれ)

夏は暑い(地獄)

軒なしの家の夏場は暑い(地獄)です。

特に影響を感じるのが、中庭の南向きに面した大きな掃き出し窓。

この窓、設計段階では「中庭から光が入って明るくて気持ちいいだろうな」とワクワクしていたんですが、現実はそんなに甘くなかった。

日中になると、太陽の直射が窓から室内へ容赦なく差し込みます。

わが家は断熱性能を重視してトリプルガラスの高性能サッシを採用。

ですが、どんなに高性能な窓を使っても、直射日光を受ければ暑いものは暑い。

もちろん対策もしています。

中庭にはサンシェードを設置して、日差しをなるべく遮ろうと工夫しました。

関連記事≫【中庭のある家】外壁に「サンシェード」を取りつけて日差し対策

でも、完全には防ぎきれません。

ガラス越しにじわじわと熱が入り込み、室内がまるで温室のようになります。

エアコンをつければ快適にはなりますが、効き始めるまでにどうしても時間がかかる。

日中の熱がこもった室内は、一気に冷えるわけではないので、

「効いてきたな」と感じるまでが体感的に長いんですよね。

外観重視で軒なしにした結果、遮るものがないぶん夏場の日差しを真正面から受け止めることになったわが家。

軒なしの家は夏の直射日光にはやはり注意が必要だと、住んでから痛感しました。

冬は暖かい(天国)

夏場は地獄だった南向きに面した中庭の大きな掃き出し窓。

でも冬になると、この窓が一番ありがたい存在になります。

軒がない分、日中は太陽の光が遮られることなく室内にたっぷり入り、リビングが自然にあたたまります。

特に掃き出し窓のすぐそばに座っていると、まるで昔の縁側に座っているような感覚。

もちろん、暖房なしで過ごせるというわけではありません。

ですが実際、冬の晴れた日はエアコンを22℃設定にしておけば、それだけで十分に快適です。

外が寒くても「今日は日差しがあるからエアコン弱めでいいね」と思えるくらい、室内の体感温度が違います。

トリプルガラスの効果もあって、一度室内があたたまると冷えにくく、夕方までじんわりと暖かさが続くのも助かっています。

正直、軒なしの家で恩恵を一番感じるのはこの冬の太陽の取り込み方かもしれません。

雨天時に窓が開けられない

軒なしの家に住んでみて意外と不便だと感じたのが、雨の日の窓の扱いです。

特に窓の真上にひさしが一切ないため、小雨でもほぼ確実に雨が室内側に吹き込みます。

中でも印象的だったのが、ある夏の日のゲリラ豪雨。

蒸し暑さもあって中庭の掃き出し窓を開けていたのですが、突然の土砂降りと強風で、気づいたときには床がびしょびしょ。

窓際のフローリング一帯が完全に濡れてしまって大慌てでした。

タオルで何度も拭いて、床材の反りやシミが出ないかヒヤヒヤ…。「これは盲点だったな」と痛感した瞬間です。

ただ一方で、中庭の掃き出し窓以外の開口部には「横滑り出し窓」を採用しているのですが、

こちらは構造的にガラスが外側にひさしのように開く形になるため、雨が入りにくいのが救いでした。

関連記事≫【新築実例】寝室の窓を「高窓のみ」にして感じた9つのこと

換気をしたいときや、梅雨時期の通風を確保したいときには、横滑り出し窓という選択肢も。

いずれにしろ、軒なしの家は雨が吹き込みやすく、特に大きな窓や掃き出し窓では注意が必要。

天候の変化に常に気を配る暮らしになるかと思われます。

雨音が響く(うるさい)

軒なしの家に住んでみて驚いたのが、「雨音の大きさ」でした。

屋根の出がないぶん、雨が直接外壁や窓ガラス、サッシを叩く音がダイレクトに響きます。

特に中庭に面した大きな掃き出し窓は、雨がまともに当たるため、

強い雨の日はテレビの音や会話がかき消されるほどの騒がしさになることも。

テレビを集中して観たい方はイラっとするかも。

あと、夜中に降り出した雨の音で目が覚めてしまったこともあり、「こんなに響くんだ…」と驚いた記憶があります。

音に敏感な方には、軒なしの家の静音性は要注意ポイントかもしれません。

とはいえ、こうした雨音の感じ方には個人差があります。

「自然の音として心地よい」と感じる方もいれば、あまり気にならないという人も。

音に関しては生活スタイルや感覚によるところが大きいため、一概にデメリットとは言い切れません。

見た目のスッキリさやデザイン性を重視して選んだ軒なしの家ですが、雨音に関してはある程度の覚悟が必要かもしれません。

外壁の汚れ(雨だれ)

軒がない家は雨だれで外壁がすぐ汚れる」とよく言われます。

たしかに、屋根の出がない分、外壁に直接雨が当たりやすく、汚れが付着しやすいのは構造上の弱点といえるかもしれません。

わが家の外壁には、オメガジャパンの塗り壁(スカイグレー)を採用しています。

関連記事≫【後悔する?】外壁塗装にグレーの「塗り壁」を選んだ我が家の場合

築4年目となった現在でも、目立った雨だれや汚れは特に見られていません。

北面や雨風を受けやすい面もありますが、全体的にきれいな状態を保てている印象です。

外壁材にはそれなりに耐候性のあるものを採用しており、特に北面や風下側でも「うわ、汚れてるな」と感じるような場所はありません。

もちろん、これはあくまで現時点での話。

実際には5年、10年と経年が進む中で、どこにどう汚れが出てくるかはまだ未知数です。

気候や立地、外壁材の種類、施工精度などによって状況は大きく変わるため、

「軒なし=即汚れる」と一概には言えないというのが今の実感です。

今後も定期的に外壁の状態を確認しながら、経年による変化をしっかり見ていきたいと考えています。

もし将来的に汚れが目立つようであれば、清掃や外壁コーティングなどのメンテナンスも検討していくつもりです。

軒なしだけど雨樋はある

軒なし住宅といっても、わが家では部分的に雨樋を設置しています。

屋根には見た目にはわかりづらい傾斜がつけられており、雨水が一定方向に流れるよう設計されています。

その流れの先に、排水を受け止めるための最小限の雨樋を設置することで、

外壁や基礎まわりへの水はねを防ぐ工夫をしています。

軒がないことでスッキリとした外観は保ちつつ、必要な箇所にはしっかり機能を持たせる。

見た目と実用性のバランスを意識したつくりにしています。

関連記事≫【Panasonic】雨樋(軒樋・竪樋)をオークグレーでおしゃれにする

玄関だけは軒ありにした

わが家では基本的に軒なしですが、玄関だけは軒を設けました。

理由は、来客や家族の出入りが多い玄関周りでの雨の吹込みをしっかり防ぎたかったからです。

軒なしだとどうしても風に乗った雨が玄関ドアやポーチに直接当たりやすく、濡れやすいデメリットがあります。

特に傘をさしていても急な強風雨だと濡れてしまうこともあるため、実用面を優先して玄関のみ軒を設置。

また、宅配ボックスに入りきらない大きな荷物は玄関先に置き配されることがありますが、

軒があるおかげで雨に濡れにくく安心です。

さらに、生協の宅配ボックスも屋根がある場所に置いているので、濡れる心配がほとんどありません。

軒なしの家にするにしても、玄関だけ軒ありにすることも選択肢として考えたほうが良さそうです。

関連記事≫【玄関】軒天を板張り(無垢材)にした施工例と費用について

軒なしの家、住んで分かったこと

軒なし住宅は、スタイリッシュで現代的なデザインが魅力ですが、その反面、日射・雨・汚れ・断熱などで注意すべき点も多くあります。

夏は直射日光で室内が非常に暑くなりやすく、冬は日差しの恩恵を受けやすいといったメリット・デメリットの差が大きいのも特徴です。

また、雨の吹き込みや雨音、外壁の劣化リスクなどにも配慮が必要です。

ただし、玄関に軒を設ける、日除けやサンシェードを活用する、雨樋の工夫を取り入れるなど、対策次第で快適に暮らせます。

見た目の美しさを重視しつつも、日々の暮らしやすさ=QOLを損なわない設計・計画が重要です。

軒なしの家を検討している方は、住んでから後悔しないよう、

自分たちのライフスタイルに合った設計かどうかをしっかり見極めることをおすすめします。

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