住宅展示場を訪れる際、初めての方は不安に感じる方も多いはず。
何の知識もないまま展示場へ行ったばかりに、営業マンにいいように話を進められてしまうなんてことも。
しっかり準備をしておけば、住宅展示場でも納得できる立ち回りができます。
今回は住宅展示場へ行く前に知っておきたい10のことを体験談を含めながら解説したいと思います。
展示場に行く前に必ずチェックしておくと、有意義な見学ができるでしょう。
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住宅展示場へ行く前に知っておきたい10のこと
知っておきたい10のこと
- 暮らしのイメージを共有しておく
- マイホームの予算を決めておく
- 見学する住宅メーカーを絞る
- 聞きたいことをまとめておく
- 標準仕様かオプションか確認
- 服装は普段通りでいい
- 筆記用具は持ってた方がいい
- メーカーごとの強みを確認
- 展示場見学は予約してから行く
- 担当者はその場で決まるわけではない
いきなり展示場へ言ったとしても、話がまとまらなかったりして時間の無駄になりかねません。
有意義な時間を過ごすためにも、可能な限り事前準備はしておきたいところです。
暮らしのイメージをしておく
まず、「どんな暮らしをしたいのか?」話し合っておいた方がいいです。
なぜなら、自分たちの要望や希望などを整理しておくと、具体的な提案やアドバイスを受けやすくなるからです。
実際、我が家が言った住宅メーカーの展示場では、席を設けてヒアリングのような質問をされました。
家づくりで不安に思っていることはありますか?
どんな暮らしをイメージされています?
けっこう質問攻めされました。
当時、あまり話し合いをせずに展示場へ行ってしまったので、
質問されるたびに奥さんと顔を合わせてしどろもどろ答えていた記憶があります。
営業マンに質問されてもハッキリ答えられるように暮らしのイメージは共有しておくべき。
例えば以下の内容。
- 中庭がほしい→プライベート空間がほしいから
- 平屋にしたい→老後も快適に暮らしたい
- ランドリールームは〇畳ほしい→室内干ししたい
- 和室がほしい→キッズルーム、ゲストルームとして使いたい
- 吹き抜け、リビング階段にしたい→開放感がほしい
間取り、デザインに加え「何故そうしたいのか?」答えられるようにしておけば、
より暮らしのイメージが膨らみます。
言い出したらキリがありませんが、理想的な家づくりをするためには必要なこと。
なかには要望や希望をうまく伝えられなかったり、会話が苦手なんて方も。
そんな場合は、気に入った間取りやデザインがあれば、スマホに保存しておくのも手。
我が家もインスタで保存した画像を見せて「こんな感じにしたい」と伝えた記憶があります。
これら要望、希望を真摯に聞いてくれれば住宅メーカーの本気度も分かります。
食卓や食後など少しの時間でいいので、家族で話し合って暮らしのイメージは共有しておきたいところ。
マイホームの予算を決めておく
マイホームの予算はしっかり決めておきましょう。
予算をしっかり決めておかないと、理想的な家づくりができなかったり、住宅ローンの負担が大きくなってしまう可能性も。
例えば、話が進んで出来上がった資金計画書を見てみると大幅な予算オーバー。
あれもこれもコストダウンで、結局自分たちが理想とする家づくりができなくなってしまいます。
また、銀行が融資してくれるからと言って、予算を超えた借入額では将来的に支払いが厳しくなる可能性も。
実際、我が家は予算のことをあまり考えず、自分たちのやりたいように家づくりを進めました。
その結果・・・苦しいとまではいきませんが生活に余裕がなくなってしまう事態に。
関連記事【注文ローン】予算決めが甘かった結果・・。適正額を知る3つのポイント
毎月の支払いは○万円にしたい
建物、土地合わせて〇万円に収めたい
明確なビジョンをもっておけば、それに見合った提案やアドバイスをしてくれます。
具体的な金額を伝えることによって「できること、できないこと」がハッキリし、
住宅メーカー選びの判断材料としてプラスに働いてくれることは間違いないでしょう。
いずれにしろ、予算オーバーした提案を長々と説明されるのは時間の無駄と言えます。
見学する住宅メーカーを絞る
展示場で回る住宅メーカーは絞っておきましょう。
大きな展示場であれば10社以上の住宅メーカーが入っているのが一般的。
住宅メーカーの見学は想像以上に疲れるため、一度にすべて見学することはおススメしません。
時間と共に集中力が切れ、話が頭に入ってこなかったり、肝心なことが聞けなかったりしてしまうからです。
1回の訪問で1時間以上かかることを考えると、展示場で回る住宅メーカーは2~3社が理想的と言えます。
都合などあるかと思いますが、なるべく住宅メーカーは絞っておきましょう。
工務店によっては大手ハウスメーカーが立ち並ぶ展示場にモデルハウスがないことも多く、
一棟スタイルで構えていることがほとんどです。
一棟スタイルの展示場では複数のメーカーを回ることができないので効率が悪いです。
我が家は行った工務店の展示場はまさに一棟スタイル。
そのため、午前と午後にそれぞれ予約してから展示場へ行きました。
ほぼ一日潰れますが、決めた日に午前と午後に分けて予約してみるのも手。
聞きたいことをまとめておく
展示場で聞きたいことをまとめおきましょう。
理想的な家づくりをするには、いかに質問できるかがポイント。
分からないことをそのままにしておくと、「聞いていない」とか「こうすればよかった」なんてことにもなりかねません。
経験談からすると、聞かないと教えてくれないことが結構多いです。
例えば設備の仕様、デザインの種類など選択肢に関すること。
実際に家を建ててから「これってやれたんだ」とか「こんなのがあったんだ」なんてことが多々ありました。
聞きたいことはホントに重要です。
- 予算やプランやオプションについて
- 追加費用や隠れたコストなど
- 施工実績やほかの住宅見学は可能か
- 施工期間や工事の進捗状況について
- 耐震性や断熱性など、住宅の性能について
- 使用している材料や設備の品質について
- プランやデザインのカスタマイズは可能か
- 施主支給はどこまで可能なのか
- アドバイスや提案を受けたい
- 完成後の保証やアフターサービスについて
- 問題が発生した場合の対応や修理サービスについて
ざっくりですがこんな感じの質問がいいかと思います。
箇条書きでもいいので聞きたいことをまとめおきましょう。
標準仕様かオプションか確認
気になる設備や機能がすべて「標準仕様か?オプションか?」事前に確認しておきたいところ。
モデルハウスは見栄えをよく見せるために標準仕様以外の設備や機能を組み込んでいる場合が多々あります。
「こんな展示場みたいな家に住みたい」と思っていても、
あとになって高額なオプションだったことが判明することも少なくありません。
実際、我が家も展示場で見たアイアン階段に一目惚れし取り入れようとしました。
打合せの際に相談したところ、アイアン階段はオプション扱いになり費用が30万円かかるとのこと。
もちろんやめました。
このように、営業マンの説明を受けることなく、設備が標準で提供されているのかを把握するのは正直難しいです。
展示場へ足を運ぶ前にネットで調べたり、カタログ請求して仕様やオプションについて確認しておきましょう。
服装は普段通りでいい
動きやすいというか普段通りの格好でいいかと。
普段着がカジュアルなら別にいいと思いますし、夏なら短パン、七分丈パンツなどを履く人もいますよね。
奥さんに「短パン、サンダルはやめてくれ」と言われれば、素直に長ズボン、スニーカーを履きましょう。
また、素足はモラル的に良くないかと思うので靴下は履いたほうがいいです。
いずれにしろ、清潔な服装さえ心がければ問題ないと思います。
格好だけで「相手にされない」なんてことはないかと思いますが、不潔と捉えられるような服装は避けたいところ。
筆記用具は持ってた方がいい
筆記用具は欲しいにしても、メジャーはあればという感じ。
実際、私たちはそこまで頭が回らず何も持っていきませんでした。
ただ、ペンもくれましたし、気になるところがあればその場で測ったり図面を見て教えてくれました。
知りたい(分からない)なら聞けばいいだけ。
展示場で自らメジャーを取り出して測りだすのも勇気がいるかと。
あとはスマホがあれば撮影とかもできます。
複数の住宅メーカーを回ると、情報がゴチャゴチャになりがち。
家に帰ってから整理できるようにペン1本だけでも持っていくのが無難。
メーカーごとの強みを確認
カタログがあるならざっくりでもいいので見ておくのもいいかも。
面倒ならその場で聞けばいいだけ。
カタログで見るよりも実際に聞いた方が頭に入りやすいのは確か。
展示場では営業マンが聞いてもいないのに自ら説明してくれた記憶があります。
例えば「耐震等級は〇で・・・・」とか、「気密性能は数値で表すことができて・・・」などよく聞く内容。
何の説明もなかったら軽く振ったあげれば詳しく解説してくれるかと。
まったく聞かないのは不安が残るかと思います。
なぜなら、「性能」や「安全性」は住み始めてから生活に大きな影響を与えるから。
展示場を回る際はデザインや雰囲気だけにとらわれず、各メーカーそれぞれの「性能」や「安全性」にも注目すべき。
展示場へは予約をしてからいく
展示場の予約はしておいたほうがいいです。
実際に予約してから行きましたが、予約して良かったと思った理由は以下の4つ。
- じっくり見れる
- 子供の面倒を見てくれた
- 融通が利く
- お食事券5,000円分くれた
じっくり見れた
展示場内は私たちだけの貸し切り状態。
なので、他の見学者を気にせず建物内を見て回ることができました。
奥さんはキッチン回りが気になったようで、張り付くようにして見ていました。
また、女性の方が担当してくれましたが、言葉使いや所作がすべて丁寧。
聞きたいことがあればその場ですぐ答えてくれました。
ただ、逆に見学者が私たちしかいないので、常に監視されているような感覚もしなくもないです。
最後に「自分たちだけで見て回りたい」と伝えたところ、快く承諾してくれてじっくり見て回ることができました。
子供の面倒を見てくれた
我が家が言った展示場ではスタッフが子供の面倒を見てくれました。
展示場には2人のスタッフがおり、そのうち1人のスタッフが子供の面倒を見てくれました。
面倒を見てくれている間、自分たちは展示場内をじっくり回ることができました。
小さな子供がいるとぐずったり、泣き出したりしてしまい、展示場内をじっくり見ることができないことも。
一生に一度の家づくりと考えたら、後悔しないように隅々まで見学したいところ。
ほかの展示場では分かりませんが、我が家の場合は子供の面倒を見てくれました。
融通が利く
有力候補だった住宅メーカーでしたが、帰り際に「今からほかの展示場を見たい」と無理を伝えたところ。
その場で連絡をしてくれて「今日の〇時からなら大丈夫です」と予定を組んでくれました。
さすがに当日は無理かと思いましたが、快く対応してくれたのがよかったです。
お食事券5,000円分
お食事券5,000円分がもらえました。
ハウスメーカーによってキャンペーンの内容は違うかと思いますが、
我が家が言った住宅メーカーはお食事券という形でした。
ふらっと行くイベント目的よりも、予約してから行ったほうがプレゼントが豪華なのは確か。
ホームページでプレゼント内容が確認できると思うので気になる方は見てみるのも良いかも。
担当者はその場で決まるわけではない
展示場で対応してくれた人が必ずしも担当者になるわけではないです。
展示場では女性の方が案内してくれましたが、その人が私たちの担当者ではなかったです。
実際の担当者は事務所へ行ったときに、初めて会いました。
しかも後に営業部長になった方で、いかにもと言った感じ。
必ずしもその場で担当者が決まるわけではないようです。
【まとめ】住宅展示場で知っておきたいこと
知っておきたい10のこと
- 暮らしのイメージを共有しておく
- マイホームの予算を決めておく
- 見学する住宅メーカーを絞る
- 聞きたいことをまとめておく
- 標準仕様かオプションか確認
- 服装は普段通りでいい
- 筆記用具は持ってた方がいい
- メーカーごとの強みを確認
- 展示場見学は予約してから行く
- 担当者はその場で決まるわけではない
住宅展示場へ行く前に知っておきたいことは上記の通り。
とくに重要だと思ったのは「聞きたいことをまとめておく」こと。
なぜなら「知らなかった」とか「聞いてない」など、あとになって分かることが結構あるからです。
ざっくりでもいいので聞きたいことをまとめておきましょう。