我が家では、LDKから続く中庭の窓にLIXILのトリプルガラスを採用しました。
雪が降らないエリアなので「オーバースペックでは?」という声もありましたが、
実際に住み始めて分かったのは、カタログ上のスペックだけでは見えてこないリアルな使い勝手でした。
この記事では、特大サイズのトリプルガラスを採用して分かったメリット・デメリット、
そして実際の住み心地を本音でレビューします。

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なぜトリプルガラスを採用したのか?

温暖なエリアに住んでいるのにトリプルガラスを採用した最大の理由は、間取りにあります。
我が家はL字型のLDKに面して中庭を配置しており、そこへ繋がる開口部(窓)を非常に大きく取りました。
一般的に、家の中で最も熱が出入りするのは「窓」です。

中庭を作るにあたって開口部がどうしても大きくなるため、
断熱性・気密性をしっかり考慮したほうが良いという工務店からの提案があり、
思い切ってトリプルガラスを導入しました。
関連記事>>【メリットはホント?】実際に「中庭のある家」に住んで分かったリアル体験
仕様:「LIXIL TW」(Low-Eトリプルガラス・アルゴンガス)

実際に採用した窓の詳細は以下の通りです。
LIXILの「TW」は、フレームを極限までスリムにしてガラス面積を大きくしたデザイン性の高いモデルです。
サイズは、「幅約2.4m×高さ約2.4m」の特大サイズ。
中庭との繋がりを最大限に活かすため、この巨大な開口部を選びました。

ガラスの色は「クリア」です。
強いこだわりがあって選んだわけではありませんが、
結果的に冬場は太陽の光と熱をしっかり室内に取り込んでくれる効果を感じています。
ちなみに、ガラスとガラスの間に封入するガスには「アルゴンガス」のほかに「クリプトンガス」という選択肢もあります。
クリプトンガスの方がアルゴンよりも断熱性能は高いですが、その分値段が高くなります。
我が家はコストと性能のバランスを検討し、アルゴンガス入りを採用しました。
【結論】トリプルガラスのメリット・デメリット早見表
忙しい方向けに、まずは実際に住んでみて感じた評価をまとめました。

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実際に住んで感じたトリプルガラスの【メリット】

導入を検討している方なら、誰もが一度は疑問に思うはずです。
結論から言うと、我が家のLDK環境においては「日々の快適さに直結する大正解の選択」でした。
実際に数年間住んでみてわかった、生活にどのようなプラスの変化をもたらしてくれたのか、
具体的なメリットをご紹介していきます。
冬の断熱効果が高い!エアコン22℃設定で快適

夏よりも冬の方が、トリプルガラスの恩恵を強く感じています。

「幅約2.4m×高さ約2.4m」の巨大な窓があるにもかかわらず、窓際に立ってもヒヤッとする冷気を感じません。
エアコンをつけると暖まるまでが早く、冬場は設定温度を22℃にしておくだけで、部屋全体がポカポカと暖かく保たれます。
暖房の効きが格段に良いため、電気代もそこまで気にすることなく快適に過ごせています。
LDKの結露は今まで一度もない

あくまで我が家の実体験ではありますが、入居してから今まで、
冬の寒い朝でもLDKの窓に結露が発生したことは一度もありません。
ペアガラスの家でありがちな、毎朝ワイパーで水滴を取る手間がないのは大きなメリット。

ただし、同じ家でも寝室の横滑り出し窓はめちゃくちゃ結露します。
部屋の用途や加湿具合など、環境によって違いが出る点は知っておくべきリアルな事実です。
夏は冷房28℃設定。冷えるまで時間がかかる

夏場に関しては、部屋全体が冷えるまでには少し時間がかかります(クリアガラスを採用しているため、直射日光の影響も受けやすいです)。
しかし、一度冷えてしまえば、あとは冷房28℃設定で十分に快適な室温をキープしてくれます。

さらに、中庭にサンシェードを張って日差しを物理的に遮ることで、冷房効率はグッとアップしました。
それでも、「幅約2.4m×高さ約2.4m」の大きな窓を採用しているため、トリプルガラスであっても熱は入り込んできます。
以前よりは良くなったものの、エアコンが効き始めて快適さを感じるまでには、どうしても時間がかかってしまうのが正直なところです。
関連記事>>【中庭のある家】外壁に「サンシェード」を取りつけて日差し対策
導入前に知っておくべき【デメリットと注意点】
断熱性が高く魅力的なトリプルガラスですが、決してメリットばかりではありません。
実際に数年暮らしてみて分かった、カタログだけでは気づきにくいリアルなデメリットを解説します。
とにかく「重い」。日々の開け閉めに負担あり

とにかく「重い」。
トリプルガラスはガラスが3枚ある分、当然ながら重くなります。
とくに我が家は「幅約2.4m×高さ約2.4m」という特大サイズを採用したため、
日々の開け閉めにはそれなりの腕力が必要です。
現在小学2年生の息子がいますが、両手で思いっきり力を入れてようやく開くレベル。
換気などでスッと窓を開けたいときに毎回力が必要になるのは、地味なプチストレスになっています。

さらに厄介なのが、サッシのレール部分に砂埃などの汚れが溜まると、摩擦でさらに開閉が重くなること。
こまめなレール掃除が欠かせません。
開口部が広い分、虫が集まりやすく窓掃除も面倒

中庭に向けて大きな窓を採用した宿命とも言えますが、夜になると室内の光に誘われて虫がたくさん集まってきます。
とくに梅雨の時期から夏の終わりにかけてはピークで、窓の面積が大きい分、
どうしても集まる虫の母数も多くなり、室内からもかなり目立ってしまうんですよね。
関連記事>>【デメリットだらけ?】実際に「中庭のある家」に住んで感じた本音

さらに厄介なのが、ガラスではなく「網戸」に虫やその死骸が結構張り付いてしまうこと。
網戸の目に絡まった汚れを取るのは、とにかく掃除がめんどくさいんです。
特大サイズゆえに網戸自体も巨大なので、外側から綺麗に手入れするのはかなりの重労働。
大きな窓を採用する場合、この「網戸掃除の面倒さ」はあらかじめ覚悟しておく必要があると実感しています。
防音効果は完璧ではない。外への音漏れの実態

と期待する方もいるかもしれませんが、防音効果はそこまで高くありません。
我が家には小学生の子供がいますが、子供の泣き声や叫び声も、敷地内(外)にいれば普通に聞こえます。

そして逆に外からの音も意外と入ってきて、雨の日に窓を叩きつける雨音なども結構うるさく感じるレベルです。
過度な防音効果は期待しないほうがよいというのが、実際に住んでみての本音です。
関連記事>>【中庭のある家】大雨を経験して分かった、水はけと排水対策
経年劣化でアルゴンガスが抜ける?4年目の実感

導入時に「ガラスの間に封入されているアルゴンガスは、経年劣化によって少しずつ抜け、効果が下がる」という説明を受けました。
将来的な性能低下リスクは、採用前に知っておくべきポイントです。
ただ、現在住み始めて4年目になりますが、今のところ性能が落ちている実感はありません。
快適な状態を維持してくれています。

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✔自分たちの予算でどんな家が建つのか分からない…
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✔いきなり展示場に行って、しつこく営業されるのは避けたい…
トリプルガラスはどんな人におすすめ?(まとめ)

これらを天秤にかけて、ご自身のライフスタイルや予算に合っているか検討してみてください。

