ネットでよく言われる「営業ガチャ」。
これは「どんな営業担当に当たるかは運次第」という意味で、住宅業界では現実味のある言葉なんです。
もし担当が「押しが強すぎる」「知識不足」「対応が遅い」などだと、家づくりそのものがストレスになりかねません。
工務店で建てた我が家が「営業ガチャってあるの?」「どんな営業だったの?」など実体験をベースに紹介したいと思います。
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営業ガチャは運任せという意味

「営業ガチャ」というのは、いわゆるネットスラング。
営業マンの質や相性が「当たり」か「ハズレ」かは、まるでガチャを引くように運任せ…という意味です。
住宅業界でこの言葉がよく使われる背景は、営業担当によって施主の満足度が大きく変わってしまうから。
営業マンタイプ
- 知識が豊富で誠実に寄り添ってくれる担当
- 契約優先で強引に進めようとする担当
- 人柄はいいけれど住宅知識が不足している担当
こうした差が、同じ会社の中でも起こり得るんです。
実際に私たちも家づくりを始めるまでは、「営業ガチャって何?」みたいな感じでした。
調べていくうちに「営業担当によって満足度が大きく変わる」という口コミや体験談を知ることに。
どんなに良いプランや素材があっても、営業担当とのやりとりがスムーズでなければ、
不安やストレスが積み重なってしまいます。
それだけに、営業の質や相性は家づくりを左右するうえで大切なポイントと言えます。
工務店でも営業ガチャはあるのか?
結論から言えば、工務店でも営業ガチャが起きる可能性はあります。
ただし一口に工務店といっても、規模や運営スタイルによってさまざま。
地域密着の小規模工務店では、社長や設計士が直接対応するケースも多く、担当者による差が出にくい傾向があります。
一方で、スタッフ数が多い工務店や展示場を構える工務店では、営業担当も複数いて、人によって当たり外れを感じることも。
つまり、工務店だから安心というわけではなく、会社の規模や体制によって事情が変わるということです。
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体験談|私たちの担当営業マンの場合
私たちの家づくりを担当してくれた営業マンについて。
初めてお会いしたのは工務店の事務所で、その時はまだ20代前半と私たちより一回り若く、
「こんなに若くて大丈夫かな?」と思ったのが正直な感想。
性格はハキハキしていて、言葉遣いや礼儀も非常にしっかりしている好青年と言った感じでした。
聞くと他業界から転職してきたらしく、「いつかこの工務店で家を建てたい」という思いがあったそうです。(実際に建ちました)
仕事の質について
レスポンス(返答)は早かったです。
質問や疑問をラインで送ると、大概その日のうちに返信はありました。
ただ、打合せで言ったことがインテリアコーディネーターや監督に伝わっていないことはまれにありました。
一緒に土地探しをした際には、事前に近隣住人への聞き込みまでしてくれました。
- 自治会への加入状況
- 消防団、祭り青年への参加有無
- ゴミステーションの場所
「このエリアですが、実際に隣人トラブルがあったようで・・・」みたいな、私たちが気になる情報も知ることができました。
こうした営業マンによる現地調査は当たり前なのか?分かりませんが、ここでかなり信頼度があがりましたね。
相性について
私たちの性格にもよると思いますが、打ち合わせ中にイライラするようなことは一度もありませんでした。
「この人なら家づくりを任せられるな」と思えたのは、どんな質問にもスパッと的確に、しかもすぐに答えてくれる頼もしさがあったからです。
その後営業部長へ昇格するほどの実力で、営業ガチャで言えば当たりの営業マンでした。
展示場にいた営業マンが担当になってしまうのか?
展示場を案内してくれた営業マンが、そのまま担当になることってよく聞きます。
いわゆる“営業ガチャ”ですね。
中には「展示場を案内する営業って、暇だから回されてるだけで、あんまり仕事ができない人もいる」なんて話も耳にします。
でも、うちの場合はちょっとイレギュラーで…。
展示場を2つ回って、それぞれ違う営業さんに案内してもらったんですが、実際に担当してくれたのはまた別の人でした。
「え、そういうパターンもあるんだ!」って感じで、なんだか営業ガチャを引いたような気分でした。
ですから「展示場で案内してくれた人=担当営業」とは一概には言えないということです。
ハズレ営業の特徴

「営業ガチャ外れたかも…」と思う瞬間は、こんなケースが多いです。
ハズレ営業の特徴
- 質問しても答えがあいまい、知識が浅い
- こちらの希望より「予算ありき」で話を進めようとする
- 契約を急かす雰囲気が強い
- 連絡が遅い、約束を守らない
- 施主の話を聞かず、自分の提案を押し付ける
知り合いが最初に担当になった営業さんが正直“ハズレ”だったそうです。
質問をしても答えがあいまいで、「確認します」と言ったまま返事が遅れることもしばしば。
打ち合わせの最中も要望をきちんと聞いてくれているのか不安になる場面が多く、次第に不信感が募っていったといいます。
契約前だから仕方ないのかな…と思ったそうですが、やはり家づくりは一生に一度の大きな買い物。
営業担当の質ひとつで安心感や信頼度が全く変わると感じたそうです。
結果的に担当を変えてもらい、その後はスムーズに進んだと聞きました。
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当たり営業の特徴

注文住宅での「当たり営業」の特徴は、単に愛想が良いとか話が上手いだけではなく、
家づくりの成功に直結する行動や姿勢が見える営業です。
工務店の場合に特に顕著なポイントを整理すると、以下の通りです。
ヒアリング力が高い
- 家族構成、ライフスタイル、希望予算、将来設計などを深く丁寧に聞き出す
- 「何がしたいか」だけでなく「なぜそれをしたいのか」を理解しようとする
- 希望や悩みを言語化してくれるので、家づくりの方向性がブレにくい
提案の質が高い
- 単に間取りプランや見積もりを出すだけでなく、メリット・デメリットを正直に伝える
- 法規制や土地条件など、施主が知らないことを先に教えてくれる
- コスト削減や将来のメンテナンスまで含めた提案ができる
信頼性が高い
- 約束を守る(レスポンスの速さ・連絡の正確さ)
- 嘘や誇張がなく、現実的な説明をしてくれる
- 施工実績や現場経験に基づいた話をしてくれる
適度な距離感とフットワーク
- しつこい営業や押し売りをしない
- 必要な時には現地調査や打ち合わせに柔軟に対応してくれる
- 施主のペースに合わせて進めてくれる
コミュニケーションの一貫性
- 説明がわかりやすく、専門用語を噛み砕いて話してくれる
- 複数回会っても言うことがブレない
- 家族に対しても親身になって対応してくれる
工務店としての現場理解
- 設計士や大工との連携がスムーズで現場管理に強い
- 「建てたあとどうなるか」を理解してアドバイスできる
- 現場での制約や工事方法を踏まえた提案をしてくれる
当たり営業は「話が上手」「人当たりが良い」だけではなく、 情報提供力・提案力・現場理解・信頼性が揃っている人。
逆に、ハズレ営業は「流れ作業のように対応」「嘘やごまかし」「自分の得になることばかり提案」などが目立ちます。
営業ガチャを避ける方法

注文住宅でよく言われる「営業ガチャ」を避けるには、事前の情報収集と見極めがポイント。
工務店を例に具体的な方法をまとめると以下の通りです。
口コミ・評判を徹底チェック
- SNSや施主ブログ、住宅展示場訪問者の口コミを確認
- 「営業マンの対応が良かった/悪かった」という具体例を見る
- 注意:単に「親切だった」という感想だけでは判断しにくいので、提案力・問題解決力に関する情報があるかを重点的に見る
複数の工務店・営業と会う
- 最低でも2~3社、できれば4社以上に足を運ぶ
- 同じ条件や要望を伝えたときの反応を比較する
- 提案の質やレスポンスの速さ、親身さで差が見える
初回面談でのチェックポイント
- 希望や悩みを深掘りしてくれるか
- メリット・デメリットを正直に伝えてくれるか
- 自社都合だけの説明ではなく、施主目線で提案してくれるか
契約前に担当変更の可能性を確認
- 工務店によっては、契約前なら担当を変更できる場合もある
- 「この人と合わないかも」と思ったら、早めに相談
展示場・完成見学会での対応を見る
- 現場やモデルハウスでの説明を観察
- 実際に家づくりに関わる知識や熱意を確認
- 施工実例やアフターの話も聞くと信頼度が見える
直感も大事にする
- 「この人なら任せられる」と感じるかどうかは重要な指標
- 技術や知識だけでなく、相性や信頼感も成功のカギ
営業ガチャを避けるコツは、情報を集め、比較し、相性を見極めること。
一社に絞る前に、複数の営業マンを実際に見て判断するのが一番安全です。
結論:営業ガチャはある
ハウスメーカーでも工務店でも、営業ガチャはあります。
もし「合わないな」と感じたら、早めに担当を変えてもらうのが◎。
一生に一度の家づくりなので、自分たちが納得できる形で営業と付き合うことが、後悔しない家づくりにつながります。